フェチを持たない秘密警察犬×？？【コラボ小説】

×ハイキュー 烏と猫と梟と！！・６ ページ15

烏と猫と梟と！！・６

因幡望side

声がしたほうに振り向くと黒尾さんの隣にいたプリン頭の子だ
目を伏せて私と視線を会わせようとせず、泳がせていた
手にはTシャツとジャージがあった

研「こ、これ…」

望「あぁ、うん…
えっと…お名前は？」

研「こ、孤爪…研磨
同い年…だよ」

望「研磨くんね、Tシャツとかありがとう」

研「別に……」

洋「望ー！Tシャツ借りれたかー？」

もう着替え終えている兄さんが近寄ってくると研磨くんはビクリとした

黒「研磨もちゃんと話しかけられたかー」

さらに増えた……
それにしても…この人の髪型も凄いな…

洋「すげーなその髪型
セットしてんのか？」

黒「いや、これ寝癖ですよ
これが取れないんですよねー」

洋「………いい寝癖直し教えてやろうか？」

兄さん、凄い穏やかな目で見ないであげて…

洋「ん？、うわっプリン…ってことは染め毛か！！」

研「え…？え…？」

ヤバイ！！地毛主義の兄さんの怒り！！

洋「染め毛はな！ さんが一発で死ぬんだぞ！」

研「誰…？」

あー、もう…しょうがないな…
これ以上この人のたち困らせたくないし…
今でも熱弁している兄さんの肩をつついた

望「兄さん」
洋「何だ？のぞ…グフォ！！！」

研&黒「？！」

私は兄さんのお腹に容赦なく拳を入れた
兄さんはそのまま気を失った
倒れる兄を抱き止めながら二人に振り向いた

望「とりあえずシャツとジャージありがとうごさいます」

黒「え、大丈夫なの？お兄さん」

望「手加減してますから大丈夫です」

私が兄さんを担ぐとまた驚かれた

望「では失礼します」

荻ー、と呼びながら皆のもとに戻っていく

研(………やっぱり…似てる…)
黒(つか、自分より体重とか身長がある男担げるのか…
やっぱり面白いな、あの子)
研(……かっこいい)
黒(？！)


―作者から―

研磨がこう言ったのはのちのち

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