恋のしるし # Ｌ ページ7
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Ｌによって、その日のうちに事件は無事解決。黒幕はＬの推理どおり、アレンのお父さんだった。
正直、胸が痛んだ。だけどもう、アレンに会うことはないと思うと、なんだか不思議な感覚さえする。
もしかしたらあのパーティーは、夢だったのかもしれない。
一週間経ったいま、わたしはそう思うようになっていた。
『ねえ、Ｌ。わたしたちって…その、…付き合ってるんだよね？』
「僕はそう思ってるけど」
『じゃあどうして、してくれないの…？』
「何を？」
『……………キス、』
自分で言っといてすごく恥ずかしい。それに鼻で笑うかと思っていたＬは真顔で、余計にわたしは不安になる。
「…メッセージカードが届いたんだ」
『……？』
差し出された白いカードを手にとる。それは、アレンからのメッセージだった。
” 親愛なる、若き二人の探偵へ ”
” 君たちのおかげで父を捕まえることができたよ、捜査協力ありがとう ”
”…あぁ、それから最後にひとつ ”
” 君が彼女にキスをするたび、彼女は僕とのキスを思い出すだろうね ”
” ジュエル、また会おう ”
” アレン・マリアード ”
『まさか、アレンって……Ｌ、この手紙のせいで…？』
「思い出すたびムカつくよ…」
Ｌがそうなら、わたしだってそう。きっとクレアの顔がチラつく。でもね…？
『わたし、…してないよ、』
「……？」
『アレンは、ほっぺにキスしたの。あの時はそう見えなかったかもしれないけど…だから、』
「A、」
名前を呼ばれて顔をあげると、Ｌの奪うような深いキスが落ちてきた。
二度目は、息もできない長いキス。
『んっ、…えるっ』
「ふっ、これで僕とのキスしか思い出せなくなったでしょ」
『ばかっ…Ｌだってあの人にキスされたくせに！』
「あー…頬にね、」
『へ…？』
ニヤリと笑ったＬの唇に奪われた、三度目のキスは、Ｌがいつも口にしてる甘いグミの味がした。
「ワタリ、例の嫉妬作戦…うまくいったよ」
「それはそれは、おめでとうございます」
「お礼に、クレアにこれ。送っといて」
「あぁ、また勝手なことを…」
(彼女もグルだったとAが知ったら……はぁ、)
15.1116.
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Lに抱かれたい - Ｓっ気Lさんが見たいｯｯｯ (2020年1月2日 20時) (
レス) id: 09090d6677 (このIDを非表示/違反報告)
卯月 - ワイミーズ大好きなので見ていて楽しいです！マットの話もしくはマットとメロの話をリクエストしてもよろしいでしょうか？ (2019年4月14日 20時) (レス) id: b1a88bf701 (このIDを非表示/違反報告)
I(プロフ) - 優希美青さん» わぁ〜！お久しぶりです！！！待ってくださってうれしいですっ( ; _ ; )/ (2018年7月29日 20時) (レス) id: 020c5bbf85 (このIDを非表示/違反報告)
優希美青 - ほあああw久しぶりです！！待ってましたぁぁぁ (2018年7月27日 10時) (レス) id: 41afb63814 (このIDを非表示/違反報告)
I(プロフ) - 蓮さん» 蓮さん、長らく長らくお待たせいたしました(>_<)１年かけてようやく書き終えることができました……。待っていてくださり本当にありがとうございます…！ご期待に添えたかどうかはわかりませんが、蓮さんが楽しんでいただけますように…！ (2018年7月13日 16時) (レス) id: 020c5bbf85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：I
| 作成日時：2015年11月16日 5時
