毎週火曜は # Ｌ ページ47
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さっきから心臓がうるさい。
緊張しすぎて頭がぼーっとしてる。
いっそのこと、このドアが鉛のように重くて開かなければいいのに……
って、何回思ったんだろ。
「正解は、お泊りの日」
『…………はい？』
「今夜は僕の部屋に泊まりに来て」
“ お泊りの日 ” というものを突然、かつ強引に宣言された朝。
それでも今日一日、Ｌは特に変わった様子もなく、仕事をもくもくとこなしていた。
やっぱり夢か…、そう思っていたのに。
10分ほど前。
仕事を終えてそばに寄ってきたＬからの耳打ちで、あれは現実だったのだと思い知らされた。
「パジャマに着替えたら、僕の部屋をノックして」
耳の奥まで届いたあの低い声と、わたしの反応を見て楽しんでいた黒い笑いを思いだす。
ゾクっとしてしまうのを抑えるように拳を握れば、だんだんと手の平に汗がにじんでいく。
そう、あとはドアをノックするだけ。
するだけだけど……だめだ、勇気がでない。
だってお泊りってことはその、あの、……そういうことだよね？
Ｌとそういうことをするのは初めてじゃないけど、久しぶりだし……いやでも、
「入らないの？」
気づけば後ろから、お腹にＬの両腕がまわっていた。
首にあたる息遣いと、やわらかいクセ毛がくすぐったい。
『わ、びっくりした…』
「ふふ、そんなに緊張しなくてもいいのに」
『し、してないよ』
「そう？ ココ、すごい音してるけど」
わたしの胸に手を置いて、横目で見つめてくるから余計に心臓がうるさくなっていく。
こんな状況でドキドキしないなんて、ぜったい無理…。
『うるさい…』
「顔も真っ赤、」
わざとからかってくるＬの腕をほどいて、自分の部屋に戻ろうとしたそのとき――
引きとめられるように右の手首をつかまれた。
離して、と睨んだわたしを何も言わずに抱き上げると、片手でドアを開けて部屋へと入っていく。
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Lに抱かれたい - Ｓっ気Lさんが見たいｯｯｯ (2020年1月2日 20時) (
レス) id: 09090d6677 (このIDを非表示/違反報告)
卯月 - ワイミーズ大好きなので見ていて楽しいです！マットの話もしくはマットとメロの話をリクエストしてもよろしいでしょうか？ (2019年4月14日 20時) (レス) id: b1a88bf701 (このIDを非表示/違反報告)
I(プロフ) - 優希美青さん» わぁ〜！お久しぶりです！！！待ってくださってうれしいですっ( ; _ ; )/ (2018年7月29日 20時) (レス) id: 020c5bbf85 (このIDを非表示/違反報告)
優希美青 - ほあああw久しぶりです！！待ってましたぁぁぁ (2018年7月27日 10時) (レス) id: 41afb63814 (このIDを非表示/違反報告)
I(プロフ) - 蓮さん» 蓮さん、長らく長らくお待たせいたしました(>_<)１年かけてようやく書き終えることができました……。待っていてくださり本当にありがとうございます…！ご期待に添えたかどうかはわかりませんが、蓮さんが楽しんでいただけますように…！ (2018年7月13日 16時) (レス) id: 020c5bbf85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：I
| 作成日時：2015年11月16日 5時
