ただ好きだった # メロ ページ30
＊原作版メロ
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/noteofdeath3/
【隣の人】のアナザーストーリーです。
” …いま？もうすぐいつもの横断歩道つくよ ”
” うん、気をつけるね ”
” じゃあ家ついたらまた連絡するね”
携帯を耳にあてながら、私の横を通りすぎてゆく見知らぬ女の子。
デートの帰り道かな。少し照れ臭そうにハニかむ彼女の姿に、心配性の彼氏さんの表情が浮かぶ。
メロも昔はこんなふうに、心配してくれてたっけ……
そう自嘲気味に笑いながらも、重い足取りで目的地へと向かう。
メロの家はなだらかな坂をのぼったところにある。
オシャレな彼に似合う、黒のデザイナーズマンション。
エレベーターに乗って４階のボタンを押す。
…最後に会ったのは、いつだろう。
変わってゆく液晶画面の数字を見上げながら、あのやわらかな眼差しを思い出してみるけれど。
もう上手く思い出せないことに気づいて、またひとつ、悲しくなった。
連絡もせずに来てしまったことに今さら後悔をして、ドアの前で深呼吸。
震える人差し指でそっと、チャイムを鳴らす。
だけどこの緊張とは裏腹に、メロは留守だった。
また深呼吸をゆっくりとして、ずっとかけてなかった番号に電話をかける。
3回目のコール音のあと…聞こえてきた、なつかしいメロの声。
『もしもし…、メロ？』
「あぁ、」
『…………会いたい、…メロの家で待ってる』
「…わかった。すぐ行く」
切れた電話に胸が高鳴る。初めて、わがままを言った。
すぐに来てくれると言ってくれたことが、ただ嬉しかった。
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Lに抱かれたい - Ｓっ気Lさんが見たいｯｯｯ (2020年1月2日 20時) (
レス) id: 09090d6677 (このIDを非表示/違反報告)
卯月 - ワイミーズ大好きなので見ていて楽しいです！マットの話もしくはマットとメロの話をリクエストしてもよろしいでしょうか？ (2019年4月14日 20時) (レス) id: b1a88bf701 (このIDを非表示/違反報告)
I(プロフ) - 優希美青さん» わぁ〜！お久しぶりです！！！待ってくださってうれしいですっ( ; _ ; )/ (2018年7月29日 20時) (レス) id: 020c5bbf85 (このIDを非表示/違反報告)
優希美青 - ほあああw久しぶりです！！待ってましたぁぁぁ (2018年7月27日 10時) (レス) id: 41afb63814 (このIDを非表示/違反報告)
I(プロフ) - 蓮さん» 蓮さん、長らく長らくお待たせいたしました(>_<)１年かけてようやく書き終えることができました……。待っていてくださり本当にありがとうございます…！ご期待に添えたかどうかはわかりませんが、蓮さんが楽しんでいただけますように…！ (2018年7月13日 16時) (レス) id: 020c5bbf85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：I
| 作成日時：2015年11月16日 5時
