マスク作り ページ10
Your side
A「………人探し??」
エ「そう………でもその格好じゃ無理だよね」
A「そう?これでも良いと思うけど…」
エ「ダメ!これは練習の時にして!」
今着ているのはエトから貰った動きやすいTシャツと短パン
これでも良いと思うけどダメらしい
エ「もっとイカしてる服じゃないと…
後、マスクも必要だね」
服にマスク………もうちんぷんかんぷん
A「もう…一気に言わないでよ………」
エ「あははっ、ごめんごめん
取り敢えずマスクのオーダーを先にしに行ったら?」
.
.
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________________
という訳で私は4区のHySy ArtMask Studioという店に来ています
A「このお店、本当にやってるの?」
他の店と違ってショーウィンドウもないし、やってる雰囲気もない…
A「やってるって聞いたんだけど…」
.
1つ深呼吸をして私は意を決して扉を開けた
店内は様々なマスクが飾られていた
A「何これ……うわ、これ気持ち悪い…」
ブツブツと独り言を混じえながらマスクを見ていると
?「お客さんかな?いらっしゃい」
.
.
A「こ、こんにちは…えっと、マスクを作りたくて………」
?「そうですか、ではこちらへどうぞ」
と、案内されたのは店内の奥にある作業机
っていうか、その見た目はつっこんでいいのか悪いのか…
A「えっと………」
ウ「嗚呼、僕はウタ
気軽にウタって呼んで?」
A「じ、じゃあ…ウタさん」
ウ「君は?」
A「Aです」
ウ「Aちゃんね
君って“綺麗な眼”をしてるね」
A「私の眼?」
ウ「うん、ビリジアンって良い色だね
マスクに取り入れてみよう」
そこからウタさんの質問攻めが始まった
ウ「赫子は?見せてみて?」
A「鱗赫です」メリメリ
ウ「へぇ、紫の赫子なんて珍しいね」
A「あはは…良く言われます…」
ウ「それに隻眼なんだね、それも珍しい」
A「はい、色々あって…」
ウ「臭いも普通の喰種とは違う…」クンクン
A「臭い…何か臭いますか…??」クンクン
ウ「ははっ、そういう意味じゃないよ
.
なんて言うか…金木くんみたいだね」
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Kurea(プロフ) - てあさん» コメントありがとうございます!待って下さっていた方がいらっしゃって光栄です( . .)"少しずつ更新していこうと思っているので、首を長くして待って頂ければ嬉しいです( ; ; ) (7月8日 1時) (レス) id: d7e2cd466c (このIDを非表示/違反報告)
てあ(プロフ) - 再開、嬉しいです、楽しみにしています(o^^o) (7月5日 12時) (レス) @page23 id: 199c484b3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Kurea | 作成日時:2018年11月23日 5時