毒蜘蛛【2】

人と喰種 ページ6

Your side







A「ね、ねぇ...エト」




エ「ん？なんだい？？」




A「その...私だけ勝手に寝ちゃってごめん」




エ「嗚呼...構わないよ、私も寝る時間を通り越して話し込んでしまったからね


...それにAちゃんの寝顔も見れたし」




A「えっ？...寝顔....../」




エ「あははっ、冗談だよ」




A「もう...エト...」




エ「ごめんごめん〜」




またエトは私の発言に軽くあしらった




すると、




エ「あ、そうだ


私が話した事、覚えてる？」





A「もちろん、覚えてるよ」




エトが話してくれたのは神様がどうやって世界を作ったのか









“天地創造の物語”









エ「それを聞いてどう思った？」




A「えっ...？」




どう思ったか...




私は少し考え




A「少し分からない所があったの


6日目に人と家畜・獣を創ったって書いてあるけど喰種って人の中に入ってるのかな？


もし入ってるのなら、私たちが対立するのはおかしいと思うの」





エ「...」




エトは私の意見を無言で聞いてくれた







A「...どうかな？」




エ「良い考えだと思うよ」




A「本当？正解はどうなの？」




エ「それは自分の目で確かめてみたらどうかね？


その方がずっといい」




A「自分で確かめるって言われても...どうすれば......」









.









エ「じゃあ、そのサポートはしてあげる」

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