家族の願い ページ15
Your side
A「何で記憶がないの？」
そう呟くと場面が変わった
どうやら翌日らしい
.
.
幼)A「お母さんおはよう！」
母「A、おはよう」
幼)A「今日はお父さんと遊ぶ日だから早起きしちゃった！」
母「それは良い事よ
ご褒美に髪を可愛く結んであげるわ」
幼)A「やったぁ！！！可愛くしてね？」
母「はいはい」
母は私の髪をハーフアップにして、白のリボンを結んでくれた
母「はい、できあがり」ｷｭｯｷｭｯ
幼)A「わぁ〜可愛い！お父さん喜ぶかな？」
母「勿論喜ぶと思うわ」ﾆｺｯ
幼)A「えへへ〜」ﾆﾔﾆﾔ
父「おはよう、可愛いお姫様は早起きだな〜」
幼)「お父さん！！見て見て！！」
父「よく似合ってるよ
お母さんに結んで貰ったのかい？」
幼)A「うん！私、着替えてくる！」ﾀﾀﾀｯ
母「今日、楽しんできてね？」
父「嗚呼、Aと遊ぶのは本当に久しぶりだからな
それと1つお願いがあるんだが…」
母「…何？」
父「今日の晩ご飯、俺も一緒に食べるよ」
母「ご飯って…貴方はどうするの？」
父「この前取ってきた肉がある
それを食べるよ」
母「人肉をあの子の前で食べるってつまり…」
父「Aに俺の正体を言うよ」
母「…本気なのね？」
父「嗚呼
あの子には喰種と人間を繋ぐ架け橋になって欲しいんだ」
母「…」
父「もし俺たちが死んだらあの子がその世界を作るんだ
その意志を伝えるんだ」
.
.
.
「「いってきま〜す！！」」
.
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幼)A「今日は凄く楽しかった！」
父「お父さんも楽しかった」
幼)A「また一緒に遊ぼ！！」
父「そうだな、次はお母さんも一緒に遊園地に行こうか」
幼)A「やったぁ！！初めて行く！！」
父「その代わり約束してほしい事がある」
幼)A「…？なに〜？」
父「詳しい事はご飯の時に言うけど、
その事を必ず守ってほしい」
幼)A「分かった！ちゃんと守る！！ゆびきり！！！」
父「ははっ、またゆびきりだな」
幼)A「えへへっ」
父「…じゃあ、帰ろうか」
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もうこの頃から私たち家族の悲劇の歯車が回り始めていた...
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Kurea(プロフ) - てあさん» コメントありがとうございます！待って下さっていた方がいらっしゃって光栄です( . .)"少しずつ更新していこうと思っているので、首を長くして待って頂ければ嬉しいです( ; ; ) (7月8日 1時) (
レス) id: d7e2cd466c (このIDを非表示/違反報告)
てあ(プロフ) - 再開、嬉しいです、楽しみにしています(o^^o) (7月5日 12時) (レス) @page23 id: 199c484b3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kurea | 作成日時：2018年11月23日 5時
