【名探偵コナン】平成のジャック・ザ･リッパー

復活 ページ8

泉を暫く眺めていれば唐突にお腹がなる。

それもそうだろう、殆ど何も食べていない。

急いで上に戻り冷蔵庫を覗いてみるも広がるのは何も無い空間。

『買い出し、行くかあ』

もう心は完全復活！したので次は体を労わろうと思う。

先程の名探偵さんなんかに会ってしまっては困るのでいつもと違うスーパーへと足を進める。

しかしまあ

『あつい.....』

普段は出不精の私なんて簡単に溶けてしまいそうなくらいのいい天気。

ついつい近くに並ぶアイスクリーム屋さんに目を惹き付けられる。

アイスクリームといえば。

『元気にしてるかなあ...兄弟子くん1家。』

なんて呟きを漏らしてしまう。

でもお師匠は亡くなったんだっけ？
＿＿＿実は生きてたりして。

あの頃は少し、楽しかった。

学校でも、家でも。あまり居場所がなかった私に希望をくれたあの家族。

？『俺の方が先に親父の弟子なんだからな！』

小さかった師匠の息子さん___否、兄弟子くんの言葉を思い出して笑みがこぼれる。

『もうかなり前だからなあ....高校生くらい？』

大きくなってもあのツンツンとした髪型なんだろうか、とか

少し前を女の子と歩く高校生の男の子の後ろ姿を見て案外、こんな感じかもなあと妄想が広がる。

『まあ、会ったところでって感じか。』

目当ての場所に着き、涼しい風を感じながら店へと入っていった。


前を歩いていた男の子の目線には気づかずに。



〜
ごめんなさい🙏更新します

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