神頼みも兼ねて。 ページ3
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花巻said
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それは準々決勝が始まる1週間前。
部活が終わりいつも通りAと一緒に帰っていると
『ねえ、貴大。これから時間ある？』
とAに訪ねられる。
「あるけど、どーした？」
なんて答えれば
『ちょっと着いてきて！！！』
なんて、俺の腕を引っ張りながらAは走り出す。
｢ここって…。｣
『神社！！1年の頃とかさ、よく皆でお参りしてたの思い出してさ！！どう？お参りしてかない？』
｢賛成！！行くか！！！｣
こうして、俺とAは、手を叩いてお辞儀して｢試合に勝てますように。｣とお願いする。
『これで神様も青城の味方だね！！』
｢そーだな！！｣
『あ、貴大、これ、必勝祈願に。』
そう言って渡されたのは【必勝祈願】と書いてあるお守りだった。
｢俺に？｣
『うん。皆にも大きいの1つ買ったんだけど、貴大のは特別…///』
コイツ、本当可愛いことするな。
普段からこーいうのしないから、顔真っ赤だし。
そんなAが愛おしくて、抱きしめる。
『貴大…苦しい…。』
｢俺、絶対勝つから。必ず…勝つから。｣
『うん！』
_____________________
なんてことを試合前に思い出していた。
｢及川、岩泉、松、皆。今日の試合絶対勝つぞ！！！｣
｢それはもちろんだけどさ、どーしたの急にww｣
｢負けたくねえなって思ったから言っただけだ。｣
｢花が岩泉化してる…！！｣
｢おい松川。どーいう意味だ？｣
｢もう2人共、試合始まるんだから切り替えて！！んじゃ今日も…信じてるよ…｢お前ら。だろ？｣｣
｢さっすがマッキー。今日はじゃんじゃんトス上げるから覚悟してね？☆｣
｢(☆がとてつもなくうぜえけど)おう。任せろ！｣
｢()の中聞こえてるからね！？｣
ピー
ホイッスルが体育館に響き渡るの同時に
それは、第1試合が始まることを意味していた。
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しおらん - すごい面白いです！でもこの後及川に行くのかって思うと辛いですね！早くどちらのオチもみたいです！ (2017年12月5日 11時) (
レス) id: 679bd2e3fd (このIDを非表示/違反報告)
茉莉花(プロフ) - その後の話読みたいです！あと、この作品が大好きなので、更新を無理しない程度に頑張って下さい！ (2017年11月28日 13時) (レス) id: 73a977f80d (このIDを非表示/違反報告)
フルーツ侍 - お疲れ様です！とても面白い作品ですね、いつも楽しみです頑張ってください！！あと、その後のお話？読みたいです、できればでいいので書いてください、よろしくお願いします！ (2017年11月28日 3時) (レス) id: d5eadaadbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぅむ。 | 作成日時：2017年11月27日 22時
