浮気…してるんだよね？【及川徹】2

ヘン。 ページ19

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Aside





｢A〜！体育一緒に行こ〜｣







｢A〜お昼食べよ〜｣









最近、徹が異様にくっついてくる。
というより、わかりやすいアピールがすごい。
もしかして、こないだ言ってたことが本当だとしたら…








下手したら、付き合ってた時より
ベタベタしてくる気がする。








そんな徹を見て








｢あんのクソナルシストっ。｣








当然、貴大は怒ってるし








｢クソ川のやつ何か変なもの食ったのか。｣







｢え、あいつどしたん。｣









はじめちゃんと松くんは開いた口が塞がらない状態だし。
いや、でもたしかに変なのよ最近の徹。









ほら今だって









｢A〜、聞いて聞いて〜｣








ってくっついてくる。









『ねぇ…徹、くっつかないで。』









｢ヤダね〜だ！…それに、俺はまだ好きだって言ったでしょ？｣









と、耳元で私にしか聞こえないように言ってくる。









やめて…。
私には貴大がいるのに。









｢おい及川。俺のAに変なこと吹き込むなよ。
困ってんだろうが。｣









｢ごめんごめ〜ん。｣









貴大がそう言うと徹はやっと私から離れてくれた。

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