モヤモヤ。 ページ17
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花巻side
最近Aの様子が変だ。
変というか、前よりドジっぽくなったというか
話しててもなんか上の空だし、授業中もぼーっとしてることが多い。
｢なあ、松。｣
｢なんだ、花。｣
｢最近のA何か変じゃね？｣
いつもの恒例昼休み。
隣のクラスの松が来て、Aについて相談中。
なんでAと一緒に食べないのかって？
それはな…
―――――――――――――――
｢A〜昼飯食べよ〜ぜ！｣
『今日は夏季ちゃんと食べるから一緒に食べれないの…ごめんね？』
4限のチャイムが鳴ったと同時に誘ったのに
先約がいた…。
つか、そのうるうるな目…可愛すぎるから///
｢ってことで花巻。今日はアタシのAだからね？｣
｢マジかよ〜…Aこっちおいで〜｣
――――――――――――――――――
って手を伸ばすも、親友の夏季ちゃんに連れてかれ
変わりに俺の前には松がいたってわけ。
｢おい、俺の扱いよw｣
｢ごめんごめんw…んで、どー思う？｣
｢どーもなにも、ドジすぎだなってくらいで
それ以外は変わんなくね？｣
｢んー、やっぱそーだよな〜。
でも、なーんかモヤモヤすんだよな〜。｣
なんかこう、俺の心の中でモヤモヤしていた。
けど、そのモヤモヤの正体はまだ分からない。
結局この日の昼休みは、ずっとモヤモヤだけが残り
スッキリしないまま終わった。
そして次の授業。
Aが得意な英語の授業なのに、当の本人は窓から外をずっと見ていて、先生の話なんて上の空って感じだった。
｢影山、次の文章を…影山〜。｣
『え、はい、なんでしょう。』
先生に呼ばれていたことに今気づいたのか
変な返事をするA。
｢ここの文章読んでくれ。｣
『はい。He is…』
そんなことをお構いなしに
指定された英文をスラスラと読むA。
さすがクラス1と思わせる音読だ。
｢はい、ありがとう。さすが影山だな。
では、ここの文章を説明する。文法の〜…｣
英文を読み終わり席に座るも、ぼーっとしながら
ノートを取る彼女。
本当、今日のAヘン。
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しおらん - すごい面白いです！でもこの後及川に行くのかって思うと辛いですね！早くどちらのオチもみたいです！ (2017年12月5日 11時) (
レス) id: 679bd2e3fd (このIDを非表示/違反報告)
茉莉花(プロフ) - その後の話読みたいです！あと、この作品が大好きなので、更新を無理しない程度に頑張って下さい！ (2017年11月28日 13時) (レス) id: 73a977f80d (このIDを非表示/違反報告)
フルーツ侍 - お疲れ様です！とても面白い作品ですね、いつも楽しみです頑張ってください！！あと、その後のお話？読みたいです、できればでいいので書いてください、よろしくお願いします！ (2017年11月28日 3時) (レス) id: d5eadaadbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぅむ。 | 作成日時：2017年11月27日 22時
