bygone days : 一生懸命な姿。 ページ10
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Aside
あれは今から2年前______
『及川くーん、そろそろ体育館閉めるよ〜…』
監督に頼まれて及川くんを呼びに体育館へ行くと、そこにはボールを持ってサーブの練習をしている彼の姿があった。
私は、1年の頃からマネージャーをしていたんだけど、それと同時に3年間、徹の努力を誰よりも近くで見てきた。
この時だって、体育館閉める時間になっても、徹だけはずっと残って練習してた。
｢クソっ！なんで上手くいかないんだよっ！｣
途中、ボールを地面に叩きつけて悔し涙を流す時もあった。
『及川くんは頑張ってるよ。皆が帰った後も1人で残って練習してて…及川くんの才能は今まで努力してきたからこそ、あるものだと思うんだ…ってうわあ私なんかが何言ってるんだろ！！及川くんごめんね？これ忘れていいからね！？』
気づいたら、及川くんの目の前でこんなことを言っていた。それを聞いた及川くんはと言うと…
｢あははっ、Aちゃんって面白いね！何か元気出てきたよ！｣
大きな声で笑っていた。
その声で我に返ると、なんて恥ずかしいことをしてしまったんだろう…と後悔しかなかった。でも、元気になったなら、それはそれでいいのかな？とも思ったりした。
『及川くんは元気が1番だからね！！』
｢それはAちゃんもだよ？｣
『私も…？』
｢先輩たちから色々言われてるんでしょ？“マネージャー辞めろ”とか。｣
『…っ』
｢俺、偶然聞いちゃったんだよね〜。だから、変な嘘はつけないよ？｣
気づかれてほしくなかった。
誰にもバレたくなかった。
だけど、及川くんにバレてしまった。
でも、誰かに気づいてほしかった。
だから気づいてくれたとき嬉しかった。
いろんな感情が入り交じっていて、言葉を発せないでいると、及川くんは私のほっぺたをムニっと引っ張った。
｢先輩に何言われようと、俺はAちゃんの味方だし、マネージャーも続けてほしい。少なくとも俺には、今のAちゃんが必要なんだ！｣
『おいかふぁくん…(及川くん…)』
この時を境に、及川くんと話すことが前より増えた。
そして、マネージャーとしてもっと支えていきたい。の他に、誰よりも近くで応援していきたいという感情も芽生え始めた。
気づいたら私及川くんのこと…
好きになっていたんだ______
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キスあら?(プロフ) - オチは、及川さんがいいです！ (2017年11月29日 4時) (
レス) id: fa5e67a873 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑(プロフ) - はじめまして、いつも楽しみにしています。マッキー落ちでお願いします!! (2017年11月27日 20時) (レス) id: 272c2b92fb (このIDを非表示/違反報告)
とうきび(プロフ) - マッキーがいい人すぎる…！！！と、言うことなのでマッキーがいいです！！これからも更新頑張ってください！ (2017年11月27日 19時) (レス) id: 46476cb2c2 (このIDを非表示/違反報告)
黒尾あんず(プロフ) - マッキー落ちでお願い致します！ (2017年11月27日 19時) (レス) id: ac0424387b (このIDを非表示/違反報告)
埜餡 - 例えば、マッキー落ちでanotherストーリー的なので及川さん！みたいなのできませんか？無理なら及川さんオチで！ (2017年11月19日 22時) (レス) id: fb393f2bd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るんちゃん | 作成日時：2017年9月28日 7時
