信じてたのに。 ページ31
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Asaid
夜ご飯を食べ終え、明日の確認と残りのマネージャー業を終えた今、1人部屋に戻ろうとしたら…
｢A先輩っ！｣
『城之内さん…？』
ニコニコしながら私の前に立つ城之内さんの姿があった。
｢30分後に自販機の所に来て、と、徹先輩からの伝言です。それだけ伝えに来ました！｣
と、城之内さんは要件だけを伝えると、ペコっと会釈をしてこの場を後にした。
_________
『ふふっ。徹と久しぶりに話せる！』
なんて、ウキウキしながら自販機へ向かうと、その途中、聞き覚えのある声が聞こえた。
そーっと耳を澄ましてみると…
｢徹先輩。A先輩といつ別れてくれるんですか？｣
え…この声は城之内さん？
そこに徹もいるの…？
しかも別れ話ってどういうこと？
｢楓ちゃん、何言ってるの？｣
｢好きなんです！徹先輩のこと。ずっと前から…。｣
城之内さん、徹に告白してるんだ。
それに徹はどうするんだろ…。
｢でも俺は…｢A先輩がいてもいいです。徹先輩の側にいられるならそれで。大丈夫であれば______してください。｣｣
何か言いたげな徹の言葉に、城之内さんが遮る。
途中聞き取れなかったけどさ、なんで…？
どうして徹が城之内さんにキスしようとしてるの？
｢…じゃあ、Aに内緒で付き合おっか。｣
ねえ、徹。
内緒っていうか、私それ聞いてるし、これ浮気だよね…？
『徹…信じてたのに…。』
何があっても、徹なら断ってくれると思ってた。
バスで言ってた“俺にはAだけだよ。”って
言葉も信じてたのに、全部嘘だったんだね。
その後も何か話してたみたいだけど、私はその続きを聞きたくなくて、この場から逃げ出した。
城之内さんは、このことを聞かせるためにわざと私を呼び出したってことか。
なんだ…騙されたんだ私…。
走ってきたのはいいけど、なんとなく部屋に戻りづらくて、自販機から少し離れたベンチのとこに座る。
『……信じてたのになぁ…。』
ポツポツとジャージに落ちる涙。
泣きたくないのに涙は止まらない。
｢泣き虫Aみーつけた。｣
私が泣いているとき、いつも君は助けてくれるよね。
『…貴大くん…。』
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キスあら?(プロフ) - オチは、及川さんがいいです！ (2017年11月29日 4時) (
レス) id: fa5e67a873 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑(プロフ) - はじめまして、いつも楽しみにしています。マッキー落ちでお願いします!! (2017年11月27日 20時) (レス) id: 272c2b92fb (このIDを非表示/違反報告)
とうきび(プロフ) - マッキーがいい人すぎる…！！！と、言うことなのでマッキーがいいです！！これからも更新頑張ってください！ (2017年11月27日 19時) (レス) id: 46476cb2c2 (このIDを非表示/違反報告)
黒尾あんず(プロフ) - マッキー落ちでお願い致します！ (2017年11月27日 19時) (レス) id: ac0424387b (このIDを非表示/違反報告)
埜餡 - 例えば、マッキー落ちでanotherストーリー的なので及川さん！みたいなのできませんか？無理なら及川さんオチで！ (2017年11月19日 22時) (レス) id: fb393f2bd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るんちゃん | 作成日時：2017年9月28日 7時
