娘 溺 愛 病 。

しち！ ページ7

今日はAと大きな公園に来ています！


家から車で約1時間かかったけど、海も綺麗だし良しとしよう！(汗)


｢ぱぱ！見て！松ぼっくり！｣


Aは松ぼっくりを持ってキャーキャー嬉しそうにはしゃいでいる。


｢いいねー、松ぼっくりかぁー｣


俺は上着のポケットに手を突っ込んで近くのベンチに腰を掛けた。


ふわふわな上着を着て松ぼっくりを大きい順に並べるAをボーッと見つめて、今日の夕飯どうしよっかなーなんて、考えることはいつもと同じ。笑


｢ぱぱー！｣


…すると、Aに呼ばれた。


｢んー？どうした？｣


｢ケータイして！ケータイ！｣


…携帯？


｢携帯？何に使うの？｣


｢Aは使わないの！ぱぱが使うの！Aにパシャッてするの、いつもしてるでしょ？｣


ジェスチャーして必死に伝えてくれるA。


…うん、ありがとう。パパ分かったよ。写真撮れって意味だよね。(汗)


俺が毎日Aのこと撮ってるの知ってたんだね…笑


｢…はい、じゃあ撮るよー！｣


松ぼっくりを持って可愛くピースしたAの写真を撮った。


しっかり撮れたか見直した結果、鼻血出るくらいしっかり可愛く写ってたから大丈夫。笑


｢Aー！｣


後ろからぎゅーっと抱きしめた。


｢きゃっ♪ぱぱぁー！くすぐったいよぉー！｣


…もしAの写真をネットに上げたら、世界中が平和になること間違いない。


…と、思ってしまう俺はきっと親バカだ。笑

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