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昔のはなし�� ページ4
わたしの誕生日の前日。
いつものように大ちゃんがわたしを迎えに来た。
だけどこの日大ちゃんは無言で、
黙って俯いたままわたしの手を引いて公園へと歩き出した。
A『大ちゃん。』
大貴『……。』
A『大ちゃん。』
名前を呼んでも何も言わない大ちゃんが怖くて、わたしは足を止めた。
そしたら大ちゃんはわたしの手を握りながら、
俯いたままだった顔をやっとあげた。
A『……大ちゃん。』
大貴『あ…。』
大ちゃんはわたしを見ると、また俯いてしまった。
A『大ちゃんどうしたの？』
大ちゃんは俯いたまま。
大貴『今日は、特別なとこ、連れてく。』
顔なんて見なくてもわかる。
唇を噛み締めた大ちゃんが、
泣きそうになりながら、必死に、笑おうとしていた。
わたしは大ちゃんに、黙って付いて行った。
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ゆ。 - ドストライクすぎるお話です！毎日更新まだかなまだかなってウキウキしています笑これからも更新頑張ってください！！ (2018年7月7日 15時) (
レス) id: bf4469aca8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる | 作成日時：2018年6月5日 19時
