触れる声�� ページ20
“懐かしい声がした”って、思った。
知らない人かもしれないのに、
心の奥まですーっと入り込んでくる…そんな声。
A『大ちゃん……？』
脳裏に記憶が蘇って、一瞬で胸が熱くなった。
A『絶対、大ちゃんだ…。』
いつか会えるかなってわくわくしながら教室に入っていくと
A『あ、れ……？』
そこに、いたの。
友達と楽しそうに笑う、大ちゃんが。
.
数ヶ月前のことを、まるで昨日のことのように覚えているなんて自分でも驚いてしまう。
だけどそれだけ、ずっと会いたかった彼に会えたことが、嬉しくて嬉しくて仕方がなかった。
先生「西野！！」
A「ふぇっ！？あっ、はい！！」
先生「何をぼーっとしてる！ここ答えろ。」
思わず大ちゃんと再会した時のことを考えていたら
先生に当てられてしまった。
わたしがわかるわけないじゃん…！
A「えっと、あの、わかんないです…。」
先生「じゃあ隣。有岡！」
大貴「は？」
あ、やっちゃった。
大貴「お前…、」
A「ご、ごめんなさい…。」
そのあと、あんなに怒ってたくせに普通に答えを言う大ちゃん。
やっぱりかっこいいなって思う。
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ゆ。 - ドストライクすぎるお話です！毎日更新まだかなまだかなってウキウキしています笑これからも更新頑張ってください！！ (2018年7月7日 15時) (
レス) id: bf4469aca8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる | 作成日時：2018年6月5日 19時
