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あの手紙が来てから私の生活は一変した
すぐにホグワーツからの教員が説明と手続きに来て
やはり魔法使いだからなのか、不思議な雰囲気を持つ教員は渋るお父様に「A・フロー殿の入学は生まれた時から決まっています」とピシャリと言い放った
それからはあっという間で、ダイアゴン横丁で入学に必要なものの買い出しに行ったり、魔法界の常識を学んだりと目まぐるしい日々を送っていた
初めて見るものの連続に、私は今までにない興奮を感じていた
特に興奮したのが杖を買いにオリバンダーの店に行ったとき。
杖があるなんてマジ魔法使いって感じ！
なーんてワクワクしながら杖を手にした時、自分の体の中からなにかエネルギーのような不思議なものが湧き上がる感覚がした
あれが運命というものなのかしら、触れた瞬間にピタリと収まった気がしたの
古臭いデザインの教科書の内容は、見たことも無い言葉の応酬
ピクシーってなんなのかしら、妖精って書いてあったからきっと可愛らしいのよね？
はやくホグワーツに行きたい…どんな人がいるんだろう
そんなことばかり考えていたら
気がつけばホグワーツ行きの列車のホームに立っていた
手にはピンクゴールドの檻に入れられた可愛い白い梟
あとで寮に着いたらもうちょっと可愛く飾り付けたいわね
当たり前だけど、周りの人間もすべて魔法族の人間なのね
胸の高まりが収まらない！
お友達、できるかしら
今までいたマグルの世界とは違って私は全く有名でもなんでもない、なんの地位も後ろ盾もないただの女の子なわけでしょ？
周りの友達は私のお父様の力に肖りたくて集まった、ただのハイエナに等しかったんだわ
本当の友達をつくりたい
「A様、ルーカス様より伝言を預かっております」
ひとり娘が旅立つって一大事に、お父様もお母様もウィルや数人のボディガードを寄越しただけで現れない
2人ともお忙しい人だからこんな事は慣れっ子
「えー...その、ひと言.....あまり好き放題するな、と申しておりました」
『…......それだけ！？』
「...はい」
え！？ちょっと酷くない！？
お父様からのあまりに短い伝言に拍子抜けする
『もっとなんかあるでしょ！学校では電話が使えないのよ！？』
「…手紙を頻繁に書かれてはいかがでしょう。」
もういいわ、次ニューヨークに帰った時に問い詰めてやるんだから
「A様、私からも1つよろしいでしょうか」
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芙蓉(プロフ) - mypuppy66さん» コメントいただけて嬉しいです！これからもどうぞよろしくお願いいたします(*^^*) (2月6日 5時) (
レス) id: b527ebd726 (このIDを非表示/違反報告)
mypuppy66(プロフ) - とても面白いです！更新楽しみにお待ちしています♩ (2月5日 19時) (レス) @page18 id: 95d4a691f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：芙蓉 | 作成日時：2024年2月3日 3時
