2.魔法の世界へ ページ4
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私、A・フロー
最強にプリティで最高にクールな11歳の女の子
好きな物、キラキラした物、シャネルの新作、ピンク、刺激的な体験
最近のお気に入りはラメ
神様には超感謝してる
こんなに美しく作ってくれた上に、財閥家の一人娘として生を授けてくれたんだもの
誰もが羨む存在なワケ。
でももっと凄いのはここから
11歳の誕生日に、不思議なフクロウさんが届けてくれた一通の手紙
あれは私の人生をもっと素敵にするものだったの
ホグワーツ魔法魔術学校への入学許可証
そう、魔法使いの学校
そんなものがこの世に存在するなんて！
有り得ないでしょ！？
私も最初はなにかのイタズラかサプライズだと思ったわ
脳天気な私を他所に、お母様たちが深刻そうにパーティーの日の夜に話してくれたのは大お爺様のこと
お母様のお爺様の家系は大昔から続く魔法使いの血筋であったこと
お母様の父も魔力を持たずに生まれた魔法族、俗に言うスクイブであるらしく、孫である自分にも魔力がまったく宿らなかったのに、突然今になって曾孫の私、Aに魔力が現れたそうなの
私本人はまったくその兆候も分からなかったんだけどね！
でもお母様が言うには産まれたその瞬間から魔力が現れていたらしいの
産声でオペ室の機器がショートしたらしいの
感情の起伏が激しい方ではないと思うけど..幼い頃は少し怒っただけで周りの物を動かしてしまうからお父様とお母様も苦労したそう
あまりにも真剣な顔で訴えかけるもんだから、信じてない私はちょっと笑っちゃったんだけど
動く写真を出されて、ついに黙ったわ
あんなもの現代で開発できるはずないもの
事実だと知った時はニューヨークのセレブ街の一等地にある我が家が震えるほど叫んだわ
でもこれで納得がいった
周りの親戚たちの私への腫れ物扱いはそのせいね
魔法界では私のような存在をマグル生まれって言うらしい
「覚悟はしてたわ…でもね、心配なのよ、A...」
ホグワーツは全寮制
本来、魔法界最大の学び舎であるホグワーツに入学を許可されたことは喜ばしいことで、魔法使いの子であれば物心ついた時から待ちわびているみたい
マグルであるお母様もお父様も一人娘の私を送り出すのを心底辛そうにしていた
こんなに可愛い私と離れてしまうんだもの無理もないわ
『私、ホグワーツに通いたい！面白そうじゃない！？今の生活から抜け出したい！』
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芙蓉(プロフ) - mypuppy66さん» コメントいただけて嬉しいです！これからもどうぞよろしくお願いいたします(*^^*) (2月6日 5時) (
レス) id: b527ebd726 (このIDを非表示/違反報告)
mypuppy66(プロフ) - とても面白いです！更新楽しみにお待ちしています♩ (2月5日 19時) (レス) @page18 id: 95d4a691f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：芙蓉 | 作成日時：2024年2月3日 3時
