ヴィーナス？と世界へ！ (ページ25)

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刻印の選手ページ25

自分のポジションへ戻ると、ソクがペクの服を引っ張るのが見えて注意して聞くと

ソク「分かっているんだ。お前が刻印の選手だということはな。」

肩にあるオリオン座の刻印が姿を現にするとペクはあからさまに嫌な顔をしソクの腕を振り払った。

ソクに監督に交代を進言すると言われると反省の色は見えず、

ペク「分かった分かった。仲良くやろうぜ」

こう返答しソクが引き返した時の笑み、そしてイレブンバンドの操作で確認したのは僅か二人それ以外はイレブンバンドの指示を見てないいや、恐らく指示が届いてない。

この3つから次に潰す標的はおそらく韓国側のソクと言うことが分かる。

明日人から乱暴にボールをペクが奪ったのを見てソクのマークにつく振りをして何かあったら庇う準備をしとく

ペク「ソクっ頼むぜ！」

ソク「ああっ！」

ソクが胸でトラップし跳ね返ったボールに近づき取り少し前に出ると、ソクにぶつかるはずの選手が俺にぶつかる事になり、ソクは守れる。

『ぐっ、はぁ！？』

…はずだったが考えが浅はかだった、まさか二段階で潰しにくるとは思わなかった。

抜けた俺には当たらず、その場にほんの少しとどまったソクにもう一人の選手がタックルを仕掛けもろ腹にクリーンヒットだった。

『ハハッマジかよ。これじゃあ、やられ損じゃねぇか。』

思わずそう呟いた

ソクが真面目にやってる選手が潰されるそう分かった瞬間、体が動いていた。

その直前忘れていた。

自分の病気のこと、人を潰そうとするほどのタックルの強さを、喰らってからタックルされた肩じゃない、タックルで揺らされた脳が痛み出した。

『ぐっ』

さすがにそのままフィールドでうずくまるわけにもいかず、かといって貰ってきた薬はバックの中なのでどうしようも無い。

自分のポジションへ戻ろうと歩くが少しフラフラする俺の元へヒロトがきて

ヒロト「おいっお前大丈夫かよ。敵のタックル受けてるけど女のお前にはきついだろ。」

こんな時に冗談言うなって位に頭が痛い。

鬼道「お前なら避けること出来たんじゃないか？」

いつの間にか目の前にきていた鬼道に驚く

『流石、鬼道有人だな。その通りだあのタックルはわざと受けた。』

ヒロト「は？」

こいつ何やってんだという目でヒロトが見てくる

鬼道「何故だ。敵を庇う理由は無いだろう。」

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毎度毎度切り悪くなってすいません！