ヴィーナス？と世界へ！ (ページ18)

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ラストリゾート！！ページ18

灰崎に渡ったボールを豪炎寺へ繋ぐ。ボールを受け取った豪炎寺は一気にゴール前まで攻め上がる。豪炎寺はシュート体勢に入り上がったボールを両足で下に落とす用に蹴り落ちてきたボールに左足で回転をかけ飛び上がり

豪炎寺「ラストリゾート！」

豪炎寺の必殺技ラストリゾートは韓国のゴールキーパーのシン・レウォンにまっすぐ突っこんでいく。それを迎え撃つように

シン「ファイアウォール！」

韓国選手がキーパー技を出してラストリゾートを止めようとするが押し負け韓国ゴールに豪炎寺の必殺技ラストリゾートが突き刺さり日本が同点に追いつく。その凄まじいシュートを見て誰もが驚いた。

灰崎「何だ今のは…」

驚く灰崎をよそに鬼道は落ち着いたようにだが少し興奮したように

鬼道「やはり完成させていたか。」

喚起余った円堂が

円堂「豪炎寺、やっぱお前は豪炎寺だな。」

意味不明な言葉を豪炎寺に投げるがそこに

鬼道「円堂それはどういう評価だ」

綺麗なツッコミを入れる鬼道に誤魔化すように

円堂「あっはははは」

円堂は、笑いで返した。

鬼道「だが、しかしもはやエースストライカーなどという言葉では表現出来やしないな。」

ラストリゾートを決め日本に追加点を入れた豪炎寺は満足げに

豪炎寺「世界と渡り合うための特訓と研究を重ねてきた。これが俺のサッカーにおける解答だ。」

『さすがは、豪炎寺修也だな。』

充「凄い威力でしたね」

『あいつは身体能力だけでなく頭も切れるらしいな。』

充「えっ何で分かるの」

猫をかぶっているが弱点を知られた今相手の弱点を知り対等に追い付きたいところだろう

『見てれば分かる』

弱点を探られないためにもなるべく情報提供はしたくないのが心境

充「でも、見てるだけじゃ身体能力はともかく頭がきれることは分からないよね。しかも莉央は、アメリカにいたんだ。日常をともにしているならともかく初対面の豪炎寺さんを頭がきれるとは断定出来ないよね。」

探ろうとしているのが丸わかりな位に聞いてくる。

『おいおい、弱点を知られた今相手の弱点を知りたいのは心境だろうけど、しれっと豪炎寺をけなしてるぞ。』

充「いや、別に俺莉央の弱点を知ろうとしてる訳じゃないよ。同じように海外にいたんだ何でそう分かるのか気になって。」

純粋な青年を演じる充に

『そんなたいしたことじゃないさ。気になるんなら夜飯のあと聞いてやる。』

充「では今夜洗いざらい吐いてもらいますね。」

俺にだけ聞こえる声でそう告げた