ヴィーナス？と世界へ！ (ページ12)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:10,575 hit

こいつは黒だ…（ニヤ）by（夢主）ページ12

謎の少年の襲撃から1週間がたった今、FFI予選第一試合が始まった。

明日人「絶対アジア予選突破するぞ！」

今にもわくわくが止まらないと言った明日人に

灰崎「相変わらず熱いな」

突っこんで居るとここにも熱血タイプのひとが一人

円堂「皆っ相手は世界だ！世界を相手にサッカーやろうぜ！」

フィールドが盛り上がる中

監督「可笑しいですね～」

つくし「どうしたんです？監督」

監督「実は試合には間に合うって言っていた莉央ちゃんの姿が見あたらなくてですね～」

確かにいつもなら居るはずの莉央の姿がなく

杏奈「確かに見あたりませんね。何かあったのでしょうか」

少し心配になるマネージャー二人に

監督「まぁまぁいずれ来るでしょう。前半莉央ちゃんを出す気は無かったのでまぁ大丈夫でしょう」

曖昧な返事を返す監督に

つくし「え～大丈夫なんですか？」

思わず不安になる二人の耳に

『ごめん！少し遅れた』

待ちわびていた莉央の声が聞こえ

つくし「あ～良かった。間に合って」

『監督ちょっと用事があって遅れました。』

一応現状報告をしようとする莉央に

監督「大事な用事なのは分かっていますが貴方ほどの選手が抜けるのは結構痛いですからね～。今後は気をつけてくださいよ。』

監督が適当だが信頼を含んだ言い方で返した。

『あぁ。まぁ実は前半出ないしそんな慌ててくる必要無かったと思うけどな。』

杏奈「それでも皆さん心配するのでちゃんと来て下さいね」

どこまできても莉央は莉央である返し方に杏奈が指摘する

『まぁ気をつけるよ』

他愛ない話しをしているが莉央にはベンチで話す人の会話もはっきり聞こえるベンチに座る一星が呟いた

一星「この試合日本は負ける」

このことばでもう確信した『こいつは黒だ』とだが近くに居ながら聞き取れなかった剛人が

剛人「なんか言ったか？」

そう尋ねるが先ほどとは真逆と言っていいほどの答えを返す

一星「いえ。日本がどこまで行けるか楽しみですね。」

こういうやつ俺は大好きだ化けの皮を剥ぐのが上手い莉央は思わず口角を上げるが誰も一星の過去についてまた咲良についてこの先知ることになるとは思っていなかった。又、莉央本人化けの皮を剥ぐつもりだがこの先自分の心境が一変することを予想出来なかった。

＊＊＊＊＊＊

少々短く終わりましたがきりが良くなったのでここできります！