■７２■ 許さない、許せない/移行のお知らせ ページ27
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風が瞬間移動した先は宏人とリンが乗ってきたリムジン。
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PV撮影を行っていたスタジオは海から近く、まだ冷たい潮風が頬をかすめる。
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？｢クスクスクスクス｣
｢!?｣
？｢ごきげんよう、A。｣
｢……｣
？｢あらら？
いつもの勢いがありませんことよ？｣
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目の前に現れたのは、表では貿易関係の会社を、裏では組織MOSICを営んでいる財閥のQueen、アム。
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｢アム、もう止めてってば…｣
アム｢はぁ？何言ってんの!?自分が悪いクセして！｣
｢別に僕は何もs―アム｢それよ、それ。｣｣
｢は？｣
アム｢『僕は』『僕は』って、何目指してんのか知らないけど、いちいち頭にくるのよ。この世界でも芸能界でも滝田カンパニーでもなんでも、とにかくあなたが邪魔なの。｣
｢僕の邪魔をする君も僕と同じになると思うんだが…｣
アム｢うるさいわね、黙んなさいよ！
本当は独りぼっちなくs―｣
ドカッ
｢黙るのはお前の方だ、アム。｣
アム｢あんたなんかに負けたくない!!｣
拳が飛んできたがそれをさらっと避ける。
アム｢あんたが負けるまで言い続けてやる!!｣
独りぼっち、独りぼっち、とアムの言葉が僕の脳内を駆け回る。
それはなかなか脳内から抜けてくれない。
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蹴っては避け、蹴っては避けの繰り返しの接近戦。
確かに僕は彼女からいろんなものを奪ってきたかもしれない。
アム｢…私は昔から頑張ってきたのに!!超度もランクも、ましてやオーディションまで!!全部あんたに抜かされた！
私が負けるなんて有り得ない!!｣
｢……許せない？｣
アム｢許さない!!｣
ドカッ
アムの飛んできた拳をつかんで、その勢いで蹴りを入れた。
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アム｢……ケホッ、ケホッ……｣
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とても中途半端なところですが移行します。
これからもよろしくお願いします。
2013/02/24
シロネコ
【ARS】ねじれた過去から救いたい【S.S】 ４⇒⇒http://uranai.nosv.org/u.php/novel/noryokukeI4/
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シロネコ(プロフ) - haru☆さん» ありがと♪只今登校中なうww コメだけなら意外といけるかも← (2013年2月8日 7時) (携帯から) (
レス) id: 95a943a8e0 (このIDを非表示/違反報告)
haru☆ - 続き楽しみにしてるよ☆頑張れ*\(^o^)/* (2013年2月7日 23時) (レス) id: 46f1feb719 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シロネコ | 作成日時：2013年1月20日 15時
