せんせぇ ページ33
ジェイドside
フロイド｢ジェイド、話がある｣
フロイドはいつもの顔つきで言う
ジェイド｢なんですか？｣
フロイド｢…実家に用がある｣
そう言われて、連れてこられた場所
ジェイド｢おや、ここは…懐かしいですね｣
フロイド｢…姉ちゃん、来たよ｣
ジェイド｢？｣
フロイドは姉さんと言って
マジカルペンから出した箱を置いた
フロイド｢�狠戮�なってごめん��｣
ジェイド｢…フロイド…？｣
フロイド｢…俺らの学校にいるやつ、姉ちゃんじゃねえ｣
ジェイド｢…はい？｣
フロイド｢A・リーチは｣
フロイド｢…俺らの姉貴じゃねえんだよ｣
ジェイド｢…ぇ｣
話すフロイドは僕にこう言った
実の姉にお願いされた
ユニーク魔法がたまたま同じものが使える人を
姉はお願いした
本来の姉は
サメの奴らにボコボコにした後
不運な事故で亡くなった
フロイド｢Aは、偽物なんだ｣
ジェイド｢…｣
｢おやおや、偽物とは失礼な｣
振り返ると真っ黒な髪に黄金の瞳、そして
フロイド｢ゲッ、お、親父？！？！｣
父｢はぁ、｣
｢酷くない？偽物って言われたんだけど｣
父｢それには、理由がある｣
家に来なさい、と言われて向かった
泳ぐ姿はずっと見てきたはずなのに
ジェイド｢…｣
________
主人公side
フロイドがやっと気づいてくれた、でもね
｢…フロイド、聞きたいことあるよね？｣
フロイド｢…｣
ジェイド｢姉さんは姉さんでは無いのですか？｣
｢んー｣
フロイド｢…それなに｣
渡した箱、小さな箱
｢実の姉の名前を呼べたら、開けられるよ｣
実の姉、僕の大事な�猴�達�瓠弔發Α�居ないけど…。
父｢…｣
母｢…｣
ジェイド｢…｣
フロイド｢…うぅぅんんん…わっかんねえ！！！｣
ジェイド｢…記憶が曖昧で、…実の姉…？
混乱しています、…うぅん｣
｢…しょうがないな、｣
｢…ヴェル・リーチ｣
カチ、と鍵が開く
それと同時に、魔法も解除された
2人にかけた魔法を
フロイドとジェイドは涙を流す
｢…さて、僕は…｣
誰でしょうか？と聞いたら
僕を見て、イトコだと言った
｢…正解〜｣
僕の父はウツボの人魚、母は
陸の王者…虎の獣人で王族
過去に飼われてた、母に
父と僕を大きな水槽に入れて、楽しそうに見てた
ずっと一緒ね、って
でも、戦争が起きて母は僕を逃がした
まあ、生きてるんだけど
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作者名：のるのら
| 作成日時：2023年9月26日 9時
