ウツボせんせぇ (ページ21)

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せんせぇページ21

主人公side

｢…｣

学園の外に行って買い物をしてた時に

見られてるのは分かっている

｢(…3匹の人間…)｣

ヴィルちゃんが普段使っている

見失うための人避け香水をふりかけ歩く

魔法で30秒間影が薄くなり

学園前の階段まで移動した

｢…ここまで来れば大丈夫…かな｣

なんでついてきたんだろう

私の目は今は黒目のはず

髪の色だって真っ黒に変えたし

アズールに学園内の生徒たちのユニーク魔法を

知りたいとお願いした

彼は報酬の事を話してきたけど

別に知られるならいいと思った

知った後のリストは目を通してある

レオナちゃんに言われて

自分の身は自分で守ることにしている

｢あ、買い忘れちゃった｣

街に戻った

｢…あった｣

買い物を済ませて魔法で帰ろうかと思ったら

男｢お姉さん！今暇？｣

3匹の人間が私の目の前に

｢(、気づかなかった…)｣

男2｢珍しいタイプの人間だね｣

男3｢不潔な色してるね、ここの人？｣

｢…不潔｣

監督生もそうだと言いたいのだろうか

彼はとてもいい子なのだけど

｢人の見た目で判断して失礼な人達ね｣

男｢誤解させちゃったみたいでごめんね｣

でも、ここらじゃ見かけないからと

私がどんな姿だろうと、お前らには関係ないと思うよ

お話だけさせて欲しいんだ、と1人は言う

男｢僕はハビィ・スカーレットって言うよ｣

こっちは、ガルシアとマージュさ…と勝手に自己紹介

ハビィ｢僕ら3人は、学生でね｣

早着替え魔法で真っ白い制服に変わる

｢(…この制服…)｣

ハビィ｢ナイトレイブンカレッジとのライバル校の｣

｢(…ロイヤルソードアカデミー…)｣

変装をしていたガルシアは耳があった

ガルシア｢…｣

｢(獣人…)｣

黒豹の獣人と言った

マージュは妖精族と言って居たから

多分だけど、私を知っている

｢私になんの用かしら｣

ハビィ｢ナイトレイブンカレッジをやめて
僕らの居る、ロイヤルソードアカデミーはどうかな？｣

A・リーチ先生、と

ハビィは私の手の甲にキスを落とそうとした時

ガッ、と彼の手を誰かが上にあげる

ハビィ｢？！｣

｢…、れ、レオナちゃん…、？｣

レオナ｢…｣

ヴィル｢大丈夫？！先生…！｣

｢、ヴィルちゃん…、｣

フロイド｢姉ちゃん！！｣

ジェイド｢…ナンパをした方がまさか
ロイヤルソードアカデミーの生徒たちだとは…｣

今にも攻撃しそうな4人をどうするか考えた