せんせぇ ページ18
主人公side
平凡な日常かと思いきや
ジェイド｢フロイド、さぁ謝って｣
フロイド｢いーーーやーーーだーーー！！｣
｢騒がしい、一体何なの？｣
ジェイド｢窓ガラスを割ってしまって…｣
｢そんなの魔法で直しなさいよ｣
フロイド｢ブロットたまりたくねぇもん｣
｢そんな程度でたまらないでしょ｣
ジェイド｢…｣
｢ブロットは、休息が必要｣
使ったとしても、休めば大丈夫よと言ったけど
｢結局私が直すのね…｣
直してたら強い魔力を感じ、振り返ると
｢…学園長｣
学園長｢おや
窓ガラスを直してくださったんですねぇ｣
｢愚弟たちが、やったもので｣
学園長｢…そういえば、リーチ先生｣
｢？｣
学園長｢…こちらを差し上げます｣
魔法の杖、しかも
｢…随分と小さいものなんですね｣
学園長｢渡していなかった、と思いまして｣
魔力を込めると、形を変えるものらしい
｢(このままでいっか)｣
学園長｢…｣
_________
レオナside
植物園に入った途端
妖精が騒いでるのが聞こえる
見るとマレウスとAの姿
｢だから、言ってんじゃないのよ！人違いよ！｣
マレウス｢…そうとは思わん｣
｢はぁ…なんなの｣
マレウス｢あれは確実に、お前のはずだ｣
｢リーチ先生と呼びなさい｣
｢ここでは貴方は私の生徒よ
生徒が先生に舐めた態度とるんじゃないの｣
レオナ、あんたもよと言われた
レオナ｢俺とお前は違うだろ｣
｢プライベートは友人よ、でも今は違うでしょ｣
レオナ｢…主と所有物だろ｣
｢昔の話でしょ！！｣
マレウス｢その昔、黄金の瞳の人魚を
僕は話したことがあるはずなんだが…｣
｢…｣
マレウス｢海の中で話をしただろう
番を噛み殺したお前を抑えたのは僕だ｣
レオナ｢番？｣
｢なんのことか分からないわ｣
Aは居なくなる
マレウス｢…血の匂いが同じだから
僕は間違えることは無いんだがな｣
キングスカラーは知っているらしいらなと
俺に聞いてきたけど
レオナ｢知らねぇな｣
マレウス｢海の王が黙ってないぞ｣
レオナ｢ただのウツボだろ｣
マレウス｢…番がどんなのか知りたくはないか？｣
レオナ｢…あ？｣
マレウス｢…人間だ｣
しつこく付きまとわれる前の話だ
と、マレウスは居なくなった
レオナ｢…くだらねぇ、俺にとっちゃどうでもいいわ｣
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作者名：のるのら
| 作成日時：2023年9月26日 9時
