せんせぇ ページ16
フロイドside
ジェイド｢加減してますね｣
アズール｢じゃなきゃ死にますよ向こう｣
真面目にやって！と怒られて真面目にやってるけど
フロイド｢(なんではらってんだろ)｣
ねーちゃん、魔法をはらってるだけだ
｢いだーーーい…強いよォ｣
ルディア｢ふん！
私をバカにしたこと後悔させてあげますわ！｣
｢やめてくださぁい……｣
ルディア｢これは、お兄様が念の為と言って
下さった魔法強化ですわ！｣
｢え｣
ジェイド｢え、魔法強化…？｣
アズール｢、ダメです！貴方はまだ子供だ！｣
ごくん、と飲んでしまった
｢これぇ、面倒な展開…かな？｣
ラギー｢ちょ、レオナさん！寝ないで！！｣
ジャック｢これ、軽く暴走してないか…？｣
レオナ｢…そのうち、落ち着くと思ったんだがな…｣
従者たちが結界を張ったけど
｢え、ねえ。私このまま？｣
レオナ｢止められるだろ｣
｢無茶言うなし！！｣
｢はぁ、じゃあもう我慢してもらうね｣
魔法で水をチビ姫に
暴走を止めたけど
｢そこで待ってな、嬢ちゃん｣
ルディア｢もがっ、｣
従者｢！ルディア様！！｣
助けようとしたけど
フロイド｢ダメだよ｣
従者｢退きなさい！！｣
フロイド｢あれ、姉ちゃんの得意魔法｣
ジェイド｢通称 水槽ですね｣
アズール｢いや、息できないだろ！！｣
｢お灸だよ｣
従者が姉ちゃん目掛けて刃物を投げたけど
防壁魔法で防がれた
｢邪魔しないでよ｣
目の色が変わった
｢…僕は今1番機嫌が悪いんだよ｣
ギロッと睨み
魔力が上がる
｢ただでさえ、レオナちゃんのせいでイラついてんのに｣
当人は寝てるし、放ったらかしだろ？と
｢生徒の休みと先生の休み一緒にすんなよな｣
パキ、と聞こえて
チビ姫ちゃんは自ら出てきた
｢…｣
でもねーちゃんは容赦なくまた水槽を作って閉じ込めた
｢そこで気絶してなよ、お子様｣
｢悔しい？12年早く生まれてたら
僕に勝てたかもしれねえなぁ？｣
｢大人を舐めんじゃねえぞクソガキ｣
従者達もぶん殴って気絶させた
｢海だったら、キミ…食い散らかされてたかもネ｣
｢黄金の人魚じゃない、なんて
キミに言わないに決まってんだろ｣
ルディア｢…っ、｣
｢ごめんなさい、言えたら出してやるよ｣
にぃ、と笑うねーちゃん
アズール｢完全に怒ってますね｣
ジェイド｢ああなったら、元に戻すの大変ですね｣
ラギー｢え、あれ完全にフロイドくんじゃん…｣
は？うるせーよ
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作者名：のるのら
| 作成日時：2023年9月26日 9時
