せんせぇ ページ11
エペルside
ヴィル｢リーチ先生｣
｢あら、ヴィルちゃん｣
こんにちは、と挨拶をする
｢エペルちゃん、小テストとても良かったわよ〜｣
エペル｢あ、はい！ありがとうございます！｣
｢あの調子なら、次のテストは大丈夫そうね｣
ヴィル｢…先生、お願いがあるんです｣
｢なあに？｣
ヴィル｢放課後、錬金術で
美容液を作ろうと考えています｣
｢あら〜美容液？いいわねぇ〜｣
ヴィル｢良かったら、サンプルお渡ししますよ｣
｢んふふ、人間だと乾燥するのよね…｣
助かるわ！と嬉しそうだった
居なくなった先生
ヴィル｢はあ…なんて美しい人なの…｣
エペル｢フロイドさんとジェイドさんの
お姉さんなんですよね？｣
ヴィル｢そうよ、本当に美しい人魚だったわ…｣
アタシ見たのよ、だから感動して…と
エペル｢そう言えば、レオナさんと
友達なんですよね｣
ヴィル｢そうね、同い年だから｣
エペル｢付き合ってる…とか？…ほげっ！？｣
ヴィル｢変なこと言ってみなさい！
アタシが許さないわよ！｣
エペル｢え、えええっ｣
ヴィル｢レオナと付き合ってる？冗談じゃない！｣
付き合ってたら大変よ！と騒いだ
_______
ヴィルside
｢浸透していくのがわかる…流石ね！｣
ヴィル｢ありがとうございます｣
｢んふふ、ヴィルちゃん将来
ヴィルちゃんのマークのついた
化粧品販売してそうね｣
既に自分で作ってる
他人に、なんて考えてなかったけど…アリね
レオナ｢おい｣
｢あら？レオナちゃんじゃない｣
レオナ｢…悪かった｣
｢え？｣
レオナ｢…双子に思いっきし噛まれそうになっ｣
｢………なんですって……？｣
レオナ｢…？おい、どうした｣
｢怪我は？！｣
レオナ｢うおっ？！｣
｢な、何もないかしら？！｣
愚弟達が、もう！と
レオナ｢バカ、落ち着け！｣
｢だ、だって…！
レオナちゃんに怪我でもされたら｣
｢例のことが大変なことになるでしょう？！｣
どうして冷静なのかしら？！と
レオナ｢噛まれそうになった、って言ってんだろ｣
｢こーしちゃいられないわ…｣
レオナ｢あ、おい…どこ行く｣
｢…愚弟におしりぺんぺんして来なくちゃ｣
ヴィルちゃん！サンプルありがとう！と
彼女は走っていなくなった
離れたところで
ジェイドとフロイドが全力疾走していて
それに追いついてアッパーしていた
ヴィル｢リーチ先生って強くて素敵…♡｣
レオナ｢単なる凶暴なだけだろ｣
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作者名：のるのら
| 作成日時：2023年9月26日 9時
