弟の推しが実は自分だった件 (ページ4)

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弟の推しページ4

梅原side

佐藤Aさんはものすごい変な人だった

急に頭からクレンジングオイルぶっかけて

すっぴん晒してたけど

あれはなんの意味があるんだろうか

梅原｢うーん…｣

ま、声優なんて職業に変な人がいないわけが無い

堀江に逆に言っとこうかな…

堀江｢寝不足の原因ですか…？｣

梅原｢そう｣

佐藤さんが原因じゃないかって

そんな話をしたら

堀江｢えっ｣

ありがとうございました…もうしなくても…と

梅原｢まあそうだよな、ごめん｣

堀江｢いえ…全然…！｣

堀江から相談受けてたから

話しかけたんだけど

なーーーんか、腑に落ちない

梅原｢(…佐藤さんも変な人だし)｣

堀江もびっくりしてた

まあ、いっかと思って放置した後の3ヶ月後

堀江｢なんっで、居る？！？！｣

｢え？現場が隣だから｣

堀江｢いいからあっち行ってよおお！｣

｢堀江くん可愛いねぇ〜｣

堀江が仲良くなった女性声優が

例の佐藤さんだってことを

後に堀江自信に聞いた

｢おんやぁ…？｣

榎木｢うーわ、こんな所にいたとは｣

｢えのきゅんじゃん｣

榎木｢榎木先輩だろ｣

｢えー？｣

堀江｢榎木くん久しぶりだね｣

榎木｢んだねぇ｣

梅原｢(…なーんか)｣

いやなんとなくだけど、いや、もういいや笑

_______

堀江side

｢梅原さんに怒られたのー｣

あの梅原さんが、実は照れ隠しで

佐藤Aさんに捕まってて！

って話を出したら注意しに行ったらしく

すごい気まずくなった

姉弟って言ってないから

噂では俺らが付き合ってる、みたいなこと言われて

ちょっとどころか

いや、めちゃくちゃ嬉しいんだけど………！！！！

ていうか待てよ…？

先輩(梅原さん)と姉ちゃんって

俺にとっちゃ、最高に好きな2人なんですけど…！！！

え！！！

なんか、嬉しい…

姉ちゃんには悪いけどさ！！！！

｢リエくん｣

堀江｢ほぎゃあ！！！｣

｢ちょっと、その赤ちゃんみたいな叫び何？｣

堀江｢赤ちゃんはそんな叫び方しないよ｣

｢んまあいいや、ほれ｣

差し入れとなんかの箱

堀江｢なにこれ｣

｢仕事で行ってきた｣

食べて元気だしてね、と

ぐしゃぐしゃに頭を撫でられ

髪の毛ぐるんぐるんになった

堀江｢くぅぅ！！！！｣

スタッフ｢え、大丈夫ですか？｣

堀江｢大丈夫です…｣

すみません、なんか嬉しかったもので