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弟の推し ページ21

榎木side



堀江「姉ちゃんは、えろいんす!!!」

そう、事の始まりはこうだ

雄馬くんと堀江くんはどうやら

姉以上の人は出てこないらしく

このシスコンが、って思ってたけど



堀江くんの場合、シスコンではなく

推し対象として見ていたことだった

「…」

梅原「えっ、ちょっ、」

「ん?どうしたの慌てて」

梅原「いや、堀江怒る!!!」

バッと梅原くんは上着を脱いで彼女にかけて

シュッとチャックを閉めた



「……………なんで手を離さないんや」

梅原「絶対にダメです、俺は別に反応しないけど」

「うん?反応しないの?」

梅原「誰がするかこのクソ女」

「おお」



でも後に

堀江「見ちゃったんすね」

梅原「……………ごめん」

堀江「まあ、姉ちゃん…無駄に色気あるんで…」

梅原「しかも、無意識なのよ…」

堀江本当にごめぇんと言うから聞いてみたら



谷間に丁度いいところにホクロがあって

まぁまぁな、えっち…と感じさせられるって言うから




「うお」

堀江「ぎょええええええ?!?!
な、ななな、なにしてんすか!!!」

榎木「ほんとだぁ」

を、ラジオで暴露されたのだった


_______



真礼side



ラジオにて話をする

増田「はあ?!服をどうやったらそんなこと…!!」

「え?こう、胸の所を指でさ、グイッと少し下げられて」

真礼「危険人物じゃない?」

「梅原くんよりは、全然危険」

むしろ、上着を脱いで隠してくれた方らしい



「それで、たまたま見えちゃって
弟に謝ってたくらいなんだよね〜」

増田「梅原くんは梅原くん自信が…だから…」

「でもさ、谷間で済んでるし大丈夫だよ」

真礼・増田「どこが???」





榎木「んでもさ、イベントとかで
ドレス着るじゃん、結果的に見えるよ?」

「え、見えない格好してるはずなんすけど…」

榎木「透けて」

「榎木くんほんとどうしたの」

榎木「俺ねえ、佐藤ちゃんの変態認定されたから」

もういいかなって、別のラジオでも言われたらしく



梅原「いや、ほ、本当に勘弁しろって、おい!!!」

「ねえーーー、見てってばぁ、えろい?」

梅原「俺は胸よりもお尻派なんで!!!!」

「あらま、瞬に見せてくっか」



ぎゃああああああああ!!!!と騒いでるのが聞こえる

増田「逆に楽しんでるよね、あれ…」

真礼「まあ、あんまり…
恥ずかしがらないから…楽しいのかもね…」

Aちゃん、そういうとこあるから…笑

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作者名:のるのら | 作成日時:2023年10月26日 22時

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