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梅原side

朝起きてマネージャーに連絡する

家に来てもらって説明

マネ「うーん…拾ってきたって言ってもな…あの公園になにかないのか見てきたんだけど、ダンボールに名前と施設の電話番号書いてあった」

梅原「は?番号?なんで」

マネ「手書きで書かれてた、多分電話するようにじゃないのかな。わかんない。」

梅原「そんなことしたら施設側が問題起きるよな…」

マネ「…捨てた人、じゃないんじゃない?」

梅原「…」

マネ「この子の名前、梅田Aって書いてあった。」

梅原「…」

マネ「今日、ここに電話しておくから面倒見てあげなよ。色々用意しなくちゃならないし、見た感じ4、5歳っぽいけど。」

梅原「わかった、」

マネ「じゃあ、今日は午後からだからそれまでは梅原くん面倒見てね。午後、こっちで見るから」

マネ「それから、これ着替えと下着ね。じゃまた後で迎えに行くから」

梅原「…」

マネージャーが帰ったあと、ベッドにいる子を見ると所々汚れてるし、痩せすぎてる。

優しく起こす

梅原「おきて」

「ん…」

梅原「お風呂入ろ?」

「…おふろってなーに」

梅原「からだの、よごれ落とす場所。キレイキレイする場所。」

「きれいになれる?」

梅原「うん、入ろう」

______


梅原「…」

お風呂から出ると灰色だと思ってた髪の色は

真っ黒で、砂だらけだったのがわかった

俺のベッドは確かに汚れてるわけで

とりあえずシーツを洗濯した

「…」

髪の毛が邪魔なのか鬱陶しくどかす

時々自分の髪の毛が邪魔な時に使うからヘアゴムで髪を結んだ

「わあ…」

キラッキラの目を向けてくる

梅原「ふふ、似合ってる」

「かわいい?」

梅原「かわいいよ」

梅原「うめたAちゃん。っていうんだね」

「!おにいさんまほうつかい?」

梅原「はは笑魔法使いだよ」

「すごーい!」

梅原「そんなお兄さん、うめはらって名前。」

「うめはら?」

梅原「そう、ゆういちろうって名前」

「ゆ、ゆ、いちろ?」

梅原「うん。」

「かっこいい!」

梅原「ふふ、ありがとう。ご飯食べよ?」


「これなにー!」

梅原「これはね、たまご」

「たまご?」

梅原「美味しいよ?はい、あーん」

「あー」

キラッキラの目をした。

「たべたことない…おいしい!もっかい!」

梅原「まだまだあるから落ち着け笑」

「おいしい!うめはら!」

梅原「ははは笑呼び捨てかよ笑」

裕→←梅



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作者名:のるのら | 作成日時:2021年7月13日 1時

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