西山宏太朗の妹 ページ9
西山side
「お兄ちゃん、あのね」
妹のAに仕事の相談をされる
横には梅ちゃん
「それでね、役のために何か出来ることってあるのかなって」
どうやら、したことが無い役の挑戦
大人の僕らに相談をすることになって…
梅原「…ううん…」
「口悪くていっつも怒ってて…」
「お父さんとお母さんに否定して怒鳴ってる感じなの」
「私その感情ないから…」
「お姉ちゃんたちに聞いたら、あまりないって聞いて」
西山「あー…」
「…どうかな、あるかな?」
西山「反抗期の話かあ」
「うん」
梅原「俺は普通にあるよ」
「え!どんなこと?」
やっぱり、憧れの梅ちゃんには話聞くのか…
複雑だなあ…梅ちゃん好きって言われたら嫌だな…
「そっか、梅ちゃんもあまりないんだね」
梅原「子供っぽくない感じではある、とは言われたけど」
「梅ちゃん今になって子供っぽいことしてない?」
梅原「あーそうかも笑」
逆タイプかあ〜なんて言ってる8歳の妹
「お兄ちゃん、可愛い可愛い言われてるし…ないかぁ」
西山「ないねえ」
その後聞きに回ってた
「ヨシキくんは?」
中島「あー…あんまりないな…ちょっとくらい」
「…アラサー組ってないの…」
中島「アラサー言うな笑」
「だあって、そおじゃん!」
花江「んーでも、両親の行動に恥ずかしい…ってなったら」
花江「その照れ隠しで、吠えちゃう〜くらいかなあ」
「恥ずかしくなっちゃうの?」
花江「なるよ〜運動会の応援とか」
全力でされたら恥ずかしい…と言ってた
「…私、お父さんもお母さんとも歳離れてるから」
「私が大人になった時、生きてるかもわからないから」
「だから、生きてる間に沢山見てほしい…」
江口「可愛い〜」
中島「ええ子やなあ…」
花江「ふふ、ご両親喜ぶよ!」
Aの発言は周りの大人たちも和んでいた
梅原「グレるって感じなさそうだな」
西山「ないよ!僕の妹だもん!」
梅原「きっと俺の妹だったら、普通に口悪くなりそう」
西山「へえー、なんで?」
梅原「俺が過保護になるからだと思う」
西山「なるの?」
梅原「…西山さんの妹じゃなかったら、なってる」
あれは、可愛いからと言ったけど
西山「やらねえよ?」
梅原「なんでそうなるんだよ笑」
優しい目は危険です
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作者名:のるのら | 作成日時:2022年8月15日 2時