西山宏太朗の妹 ページ21
梅原side
｢梅ちゃん！｣
はい、今日も来ました、何言われるんやろな
久しぶりにみたAちゃんは
｢実は私、なんでも出来る…出来る子ちゃんで！｣
梅原｢あー…｣
やっとお気づきになられた様子
八代拓みたいな感じだもんな、Aちゃんは
｢出来ることを増やそうかと思いまして！｣
と、言ったからか大人たちは次から次へと
真礼｢メイク…教えたんだ…そしたらね…｣
雄馬｢…え、Aちゃん最近のメイク
変わったな〜って思ったけど…
あれ自分でやってたの？！｣
真礼｢自分の小学生ってどうだったかなって思った｣
雄馬｢あ〜〜…｣
その1、メイクを自分でマスターした事
前野｢運動得意だよね〜〜、
簡単にキャッチボール出来てさ…
ドッジボール上手いんよ…｣
西山｢球技ものはとても得意です…｣
西山｢ていうか…運動は…どこからの遺伝なのか…
分からないほど……｣
兄がびっくりするほどなんでも出来る
クラスでは、背も高く頭が良く
運動も出来て、女子に人気なんだとか
梅原｢(仕事既にしてる点で…)｣
クラスの男子は頭があがらないんだそう
知らん間にクラスのラスボス化したらしい
ここじゃ単なる可愛い他人の子って感じだから
見えないよな〜…笑
_________
西山side
僕には、悩みがあります…それは……
｢お兄ちゃん！｣
一緒に生活しているAの…
｢これ、用意して欲しいってさ！｣
西山｢え〜〜またぁ…？この前もやったのに…｣
いつもお母さんが僕ら3人にしてきたことを
僕がやらなくちゃならない…
授業で使うものを1度出して用意して…
使えなかったら新しく作らないとならない…
同業者に愚痴じゃないけど、した時に
じゃあ作ってあげるよ、とか
こんなんあるけど、いる？
貰ってくれると助かる、なんて言われて
荷物が増えてきてるんだけど…笑
梅原｢へえ、大変だな｣
西山｢未婚の僕には、…ちょっとキツい…｣
いつか、自分に子供が出来たら
それはやらざる得ないけど…
武内｢裁縫…ですか？｣
花江｢あ〜〜、やった！懐かしい〜｣
Aは裁縫が苦手で…料理は簡単に作れる
｢ううん…｣
梅原｢雑巾縫うだけにそんなにかかる？｣
｢……ちまちました作業好きじゃないです…｣
江口｢あ〜Aちゃんは、ばーんって感じの
方が爽快的で好きって言ってたね！｣
｢…はぁ…体育でリレーした方が楽しいのに…｣
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作者名：のるのら
| 作成日時：2022年8月15日 2時
