西山宏太朗の妹 ページ16
西山side
西山「ただいまあ…」
シーンとしてる実家
西山「?」
珍しいなと思ったら
ガシッと掴まれた
西山「うひゃあ?!」
父「宏太朗いい所に!!」
西山「び、び…ビックリさせないでよ!」
父「いいから!母さんかA」
どっちでもいいから探してきて!と
西山「はあ?」
公園に行くと一人静かにしてるAを見つけた
西山「なにしてるの、こんな所で」
ギクッとなったAは僕を見て
「なあんだ、お兄ちゃんか」
なあんだ、じゃないんですけど?
最近お母さんと喧嘩することが多くなったらしい
遅めの更年期障害をお母さんは
西山「(…困ったな)」
Aにはまだ生理がない
だから、怒りはあまり爆発しないと思ってた
「…」
すると、赤ちゃんを連れた別のお母さんが来て
女性「あら、Aちゃん〜」
「、…あ」
みゆママだ、と僕に教えてくれた
女性「もしかして、近所のお兄ちゃんと遊んでたの?」
「…はい」
女性「…」
頭を撫でられて、目を閉じたA
西山「(こおんなに似てるのに…近所のっておい…)」
お母さんの話をするA
それに対してうんうんと話を聞く他人
「更年期障害があるんです」
女性「そっか…生理が終わったら」
女性「そこから崩れていくの、辛いだろうね…」
「…でも、私に八つ当たり…、」
お母さんは私を好きにならない、なんて言う
西山「違うよ」
「…、違くない!」
西山「お母さんもしんどいし、Aもしんどいよ」
西山「だから、距離を置くこと」
西山「自然に落ち着くから」
西山「しばらく、お兄ちゃんの家で生活してみる?」
女性はビックリする
「…うん、お兄ちゃんの家にいく」
西山「よし、荷造りしてお父さんに話しとくから」
女性は僕をちゃんと見た
女性「に、西山宏太朗?!」
西山「え?はい」
女性「〜〜〜、ファンです!」
西山「ありがとうございます〜」
女性「え、待って…Aちゃんにそっくり!」
今度授業参観あるんですよ〜〜なんて
見に来てくださいね!なんて
あれ、前にもあったような…なんて
梅原「俺も行く」
江口「俺もー」
堀江「僕も行きたいです」
西山「ふざけんなよ、誰が連れていくか」
武内「厳しい笑」
梅原「Aちゃん、どこの学校だっけ」
「え?えーと〇〇ふごっ」
西山「絶対来るからだーーーめーーー!」
梅ちゃんになんでも話すところ直させなきゃ…
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作者名:のるのら | 作成日時:2022年8月15日 2時