【声優・短編集】2

不器用さも愛【柿原徹也】リク ページ47

西山side



柿原｢あー鮫川もね、筋トレしますよ｣

俺という筋トレを、なんて放送事故発言

西山｢ダメですよ、そんなこと言っちゃ｣

柿原｢いや、何想像してんの？｣

イチャイチャ俺らがすると？なんて言う

西山｢え！しないんですかあ？！｣

柿原｢あのねー、鮫川がストイックなの知らんの｣

西山｢演技なら徹底的にってのなら…｣



柿原｢鮫川は、梅原ぽいかな…｣

西山｢えー、梅ちゃんとは違いますよぉ｣

柿原｢そう？でも、健康第一って考えてるからさ｣

似てるとこあんのよ、なんて



って言ってたから

梅原｢あー逆にね、鮫川さんね聞いてくるよ｣

ラジオで梅ちゃんにも話した

梅原｢梅原くん、最新情報の時短飯教えてって｣

西山｢あー…なんか前に見たような…｣

それで柿原さんに阻止されてたよね…



柿原『だーーーめーーー』

『なんで？柿原徹也くんのためです』

柿原『あのさ、普通彼氏以外の聞くなよ』

『梅原くんは、ただの後輩です』

柿原『こんな美形に聞くなよ馬鹿じゃないの？』

『ねえ！じゃあ誰がいいってのよ！』

柿原『既婚者子持ちに聞け』

『花江ー！』

柿原『花江でもダメ！！』

『えええー！！』



西山｢まあ、なんて言うか｣

仲良しではあるよな、と2人で納得した


________



柿原side


梅原｢鮫川さん、最近また痩せました？｣

この前貧血起こしてましたよね、と

｢朝ごはん食べるの忘れてただけ｣

梅原｢おにぎり食べます？｣

｢徹也くんが怒るからだめ笑｣

梅原｢あー…柿原さん意外と嫉妬深いですよね｣

｢そういうとこ可愛くない？｣

梅原｢惚気ですか、もうお腹いっぱいです｣

｢もっと聞いて！｣



柿原｢(…はぁ)｣

Aの可愛さはみんな知ってる

梅原くんは特に気にしてないけど

ああやって健気に話されると嫉妬しそう

柿原｢(俺、年上だしな…)｣

梅原くんのような美形で年下が好きかも

なんてしょげる



｢徹也くん、一緒に帰ろ？｣

柿原｢…A｣

｢？はい！｣

柿原｢俺と付き合ってて嬉しい？｣

｢もちろんですよ！早く柿原の苗字欲しいくらい！｣

梅原くんに言われたんですよぉ、なんて



柿原｢…だったら、お望み通りあげる｣

｢え｣

柿原｢柿原になりませんか、｣

｢どうえ？！？！ぷ、プロポーズ？！｣

こんな形でごめん、けど俺の不器用さも含みで

好きになってって欲しい

年の差の兄と妹【杉山紀彰】リク→←これが我らなのだ！【熊渕卓】リク

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す