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「逃げてるC級のサポートに行こっかなーと
今フリーなの俺らだけみたいなんで
Aも持ってきます」
俺は物かよ
人型とやってる時に本部から敵の狙いはC級だと言われた
緊急脱出ができないことがバレてるんだろう
俺の名前もSEもあの人型知ってたし…
「A…?､どうした？」
東さんに声をかけられハッとする
『…あの、さっきの人型
俺の名前とSEのこと知ってて…』
「「！！」」
「C級の緊急脱出がないこともバレてるからな…
情報が漏れてるのか…？」
だとしたら俺単体じゃなくて他の隊員のことも漏れてるはず…でも俺以外はあんまり知らなそうだったし…
「上に報告は？」
公平の質問に首を振る
「ここで話していても埒が明かない
とりあえず任務に戻ろう
上には俺が報告しとくよ
いいな？」
東さんに渋々ではあるが頷く
またこれで上から目を付けられる…
「助かったよ
4人とも今度なんかメシ奢らせろ」
「ラッキー」
「「じゃあ焼き肉で」」
『嘘でしょ…？』
公平、米屋の言葉にツッコむ
さすがに焼き肉は高いって
お前ら食べ盛りだしどんだけ金かかると思ってる？？
そして東さん達と別れてC級の所を目指す
確か玉狛がついてるって言ってたな
となると敵の狙いは
それからしばらく4人で走り続ける
「A、玉狛達見える？？」
『んー、あ、見えた
ちょっと待ってやばいかも』
「「「ん？」」」
『新型うさぎが…7体
玉狛のまともな戦闘員、京介と三雲しかいない』
「三雲が誰だか知らねぇけど、やべぇな急ぐぞ」
公平の言葉に、おう、と返す
そして飛び上がり
公平と俺のアステロイドで弾の雨を降らす
その後米屋と緑川がそれぞれの武器を振るう
「硬っ、なにこいつ」
『腕と頭の甲羅は孤月でもきついよ
腕で掴まれたら緊急脱出した方がいい、捕獲される』
「おっけいおっけい」
「なるほどな」
「緑川！米屋先輩！A先輩！」
「三雲先輩おまたせっす！
遊真先輩は？」
「空閑は向こうで黒トリガーと…」
「マジか！いいなー！」
『なにその戦闘狂の感想』
またもや米屋にツッコむ
「よー、京介
先輩が助太刀してやるぜ
泣いて感謝しろよ」
「泣かないけど感謝しますよ
あと良かったですね、仲直り出来て」
俺と公平を見て言う京介
「仲直り…？」
『あー！それ京介、今いいから！！！』
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作者名：ぺんぽんぺん | 作成日時：2021年8月20日 22時
