【WT男主】呪われてんだよ (ページ42)

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公平のハウンドを飛行しながら交わすも
東さんと荒船さんの狙撃に当たる人型

あの人型の飛行
もし長距離できるなら飛び続けて上から爆撃を落とした方が手っ取り早く俺らを始末できるはず
なのにそれをしないってことは飛行距離に限度がある
つまり

『狙撃の射線が通らねぇこの場所に
羽休めに来ると思ってたよ』

建物の屋上に1度足をつき、俺が待ち構えていたことを知り驚く人型
溜めは十分

『旋空弧月』

緑川が取り損ねたもう一本の足をぶった切り
ただ落ちていくことしか出来ない人型

『足落とした
あとは頼むぜ、米屋』

【「了解！！」】

俺の真下の建物の中の最上階に待ち構えていた米屋が
落ちていく人型に槍を向ける

人型は抵抗して弾を放つも周りのB級や俺らのシールドにより防ぐ

「おおおおおお！！らああああ！！」

槍で人型を一突きする米屋

「こっちは『部隊(チーム)』なんで悪いな」

煙を上げてトリオン体が破壊される人型

「やった！」

「っしゃ、『人型』堕としたぜ」

「……見事
よもやこの俺が3人足らずしか仕留められんとは…
あいつの言う通り玄界(ミデン)の進歩も目覚しい」

あいつ…？

「大勢対1だからな
さすがに勝てなきゃやべーだろ
悪りーな、1対1(サシ)でやれなくて」

人型と米屋の会話

「…謝る必要はあるまい
これは戦争だからな」

米屋の周りに現れる小さいゲート
そこから釘のようなものが出てくるも米屋は
おっと、と飛んで交わす

すると今度は大きなゲートそこから顔を出す
女の人型

あいつがゲート使いか…

「退却よ、ランバネイン
あなたの仕事はここまでだわ」

「はっはっは！
不意打ちも通じんのでは完敗だな！
楽しかったぞ玄界の戦士たち
縁があったらまた戦おう」

人型女に従いゲートに入っていく人型男

また戦う縁なんてあって欲しくねぇよって

緑川も俺も下に降りてきてみんなと合流

「今のゲートっぽいのもトリガー？」

「たぶんな」

緑川の質問に公平が答える

「イエー
Aナイス足払い」

『おー、』

東さんも降りてきて指示を出す

「みんなよくやった
だがまだ終わってない
B級合同部隊は南部地区の防衛に戻るぞ」

「「「了解！」」」

「出水、A
お前たちはどうする？？」