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正直、プランBは途中参加の俺にはなんじゃらほいって感じだが
今回、迅さんの策に上も太刀川さん達も上手く乗せられたって感じか…
正直、上層部も他のやつが使えるかわからん空閑の
にしても…
「そうやって『風刃』を売ってまで
うん、太刀川さんの言う通りだ
あって数日の空閑にもうそんなに信頼を寄せて、迅さんが大事なものを手放す価値があるのか…？
「城戸さんにもそれ訊かれたなー
その
けっこうハードな人生送っててさ
おれはあいつに『楽しい時間』を作ってやりたいんだ」
…は？
「『楽しい時間』…？
それとボーダー入隊がどうつながる？
何か関係あるのか？」
「もちろんあるさ
おれは太刀川さんたちとバチバチ
ボーダーにはいくらでも
きっとあいつも毎日が楽しくなる
あいつは昔のおれに似てるからな」
''昔のおれ''…ね…
「そのうち
そん時はよろしく」
「へぇ…
そんなにできるやつなのか
ちょっと楽しみだな」
太刀川さんは相変わらず戦闘狂だし…
「…いまいち理解できないな
そんな理由で
争奪戦であれだけ執着した
あれはおまえの師匠の形見だろう」
風刃を誰が手にするか、という問題になったときに行われた適合者だけの争奪戦
そこで迅さんは周りを圧倒し頂点に立ち風刃を手に入れた
ちなみにその争奪戦に、俺は適合者であったが辞退した
迅さんの最上さんへの思いは昔から見てきたつもりだったから
「形見を手放したぐらいで最上さんは怒んないよ
むしろボーダー同士のケンカが収まって喜んでるだろ」
「…お前はいいのか？A
さっきから黙っているが」
『へ？』
急に風間さんから話を振られ
ビクッとわかりやすく肩を揺らす
え、ちょっとびっくりしてコーヒー零れそうだったんですけど
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作者名：ぺんぽんぺん | 作成日時：2021年8月20日 22時
