■呪い94 ページ5
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3日目
PM5:30
USJ
今日は苦手な火災ゾーンで。
「あつい」が苦手な俺。少しずつ慣れていこうと火災ゾーンに留まっていた。
もう汗だくだ。
練習着を着ていて正解だったな。びしょびしょだ。
俺よく頑張った。
自画自賛したところで戦闘服に着替える。
狐のお面をつけ直し保須へ見廻り。
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『な、なんだよこれ...』
保須に着く前から見えていた煙。
嫌な予感がし、急いで向かうと街の所々から火の手が上がっていた。
『脳無!?』
目の前では2体の脳無が暴れていた。
他のヒーロー達が相手をするが圧されていた。
何が起きているんだ!?何で脳無がここに...!?
もしアレがUSJの時みたいにデタラメな力を持ってたら、この街は危ない...！
取り敢えずはこの脳無をどうにかしなくては...！
立ち向かおうと数ミリと動いた時、
『ぐっ...』
ある1体の脳無に体を掴まれた。
速い...！
「お、おい誰か捕まったぞ...！」
「民間人か...!?まだいたのか！」
「いや待て...あの人は...」
かろうじて片腕は出ていた。
爪を伸ばし俺の体を掴んでいる脳無の腕を切る。
深手を負った脳無は痛みで力を抜く。
その隙に脱出し、濃霧の顔にも切り傷を入れた。
脳無は怯みだした。
「す、すげぇ...！」
「あの化け物に傷を...！」
「誰だ!?ヒーローか!?」
そんな話が聞こえると俺は建物が崩れる音や燃える音に負けないよう、大きな声を出す
『そんなことはどうでもいい!!こいつは俺が相手する!!
怪我人の対処をよろしく頼む!!!』
「お、おう...！」
「1人で大丈夫なのか!?」
「加勢するぞ!!」
『好きにしろ!!』
さぁリベンジといこうか...！
そう思った時、ポケットに入れておいた携帯が振動した。
こんな時になんだ、と思いながらもチラリと携帯を見る。
『！』
緑谷から位置情報だれが送られてきた。
一括送信...？
江向通り4-2-10の...細道？
『......』
「おい！携帯ばっかみてねぇで...！」
“ピンチだから応援よべ”
『すみません、やっぱりここ託します』
「はぁ！？」
「何言ってんだ!!?」
携帯をしまい他のプロヒーローへ顔を向ける。
『友達がピンチなんでっ』
それだけ言ってその場から離れた。
ヒーロー達には申し訳ないがやはりここは頑張ってもらいたい。
俺は急いで送られてきたアドレスへと向かう。
持ち堪えてくれよ...！
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夕霧 - とても面白かったです！これからも更新頑張って下さい！ (2018年7月2日 21時) (
レス) id: 8fe2495ae6 (このIDを非表示/違反報告)
露下 - 何も言わずに途中で完結させてしまったのですね。非常に残念です。 (2018年6月9日 2時) (レス) id: c9fcaf73a2 (このIDを非表示/違反報告)
お花娘。 - お話し、とても面白いです。更新待ってます。 (2018年3月14日 6時) (レス) id: 069fe02916 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐるたん。 | 作成日時：2018年3月4日 0時
