■■呪い7 ページ18
.
「チユ〜！
はい、少し動かせるくらいには治癒を進めたよ」
『あ、ありがとうございます』
熱も下がった翌日、雄英に行ってリカバリーガールに治癒してもらった。
疲れが出てくるのはなかなか慣れない。
仮眠室借りて寝るかと思い、了承得るために職員室へ向かう。
「Aが雄英にー!!FOOOOOO!!」
「腕大丈夫!?」
「Aさん大丈夫ですか!?」
『いや...えと...仮眠室...』
入った瞬間騒がしくなった先生ヒーロー達。
「東雲さんがいなかった時はすごい静かでお通夜みたいだったんですよ。皆やる気も消沈しちゃって」
近くにいたセメントスに状況を話してくれた。カオスだカオス。
大袈裟だろ、たった2日...。
「それほど貴方のことが皆大好きなんですよ」
『え？』
「顔に出てましたよ」
『あ...』
バッと腕で顔を隠す。俺、顔に出やすいタイプだったっけ。
「ふふっ可愛いですよ」
『ふぇっ』
セメントスに頭を撫でられた。
突然の発言行動に体が固まる。
滅多にしてこない為驚いた。
「セメントスモAイナクテ寂シガッテイタ」
『まじすか』
それより仮眠室...。
「Hey！聞いてくれよ！昨日腕痛いからってAにあーんしたんだぜ!!YEAH!!!!」
「ええええ!!何それずるい!!私もAにあーんしたかった!!やだ想像したら興奮しちゃう!!!」
「僕もしたかったです!!」
「羨ましいですねぇ」
そんなのいいから仮眠室貸してくれよ。寝たい。
「そんな大人数入れるほど俺の家は広くない。邪魔だ」
「何よ！いいわよね！毎日Aの1日を観察できるあなたは!!どうせAの裸とか寝顔とか拝んでるんでしょう!!」
「毎日じゃねぇよ」
「でも見たことあるんですか!?」
なんだこれ、何について話してんだよ...。
『ちょっ...取り敢えず仮眠室借りますね』
「何何、A寝るの!?じゃあ覗きにいこうかしら!!!」
『いや来んなよ。鍵閉めるから』
「ケチ」
『結構』
そう言ってカオスな職員室から出る。そう言えば俊典がいなかったな...出張とか？
.
『ふぅ』
仮眠室に着けばソファにドカッと座る。柔らかくて座り心地がいい。
まぁ寝ると言ってもまずはこの着信量を何とかしてからだな。
ポケットから携帯を取り出せば複数の着信。
昨日は腕も痛かったしだるかったから無視していた。
...1番多いエンデヴァーからかけるか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 172人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夕霧 - とても面白かったです！これからも更新頑張って下さい！ (2018年7月2日 21時) (
レス) id: 8fe2495ae6 (このIDを非表示/違反報告)
露下 - 何も言わずに途中で完結させてしまったのですね。非常に残念です。 (2018年6月9日 2時) (レス) id: c9fcaf73a2 (このIDを非表示/違反報告)
お花娘。 - お話し、とても面白いです。更新待ってます。 (2018年3月14日 6時) (レス) id: 069fe02916 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぐるたん。 | 作成日時：2018年3月4日 0時
