『…どーしたの、ねぇ。』 ページ24
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せっかく戻ってきてくれたのに…！
いまもマネージャーさんはきっと探している。
説得することも出来るかも知れないけれど、
いったんは連れ戻されることに
間違いはないだろう。
いや、もしかしたら
説得することも出来ないかも知れない。
また離れ離れになるかも知れないのに…！
見つかるまで時間はどれくらい？
あとどれくらい
私とイーシンは一緒にいられますか？
気付くと私は浴室に向かっていた。
ﾊﾞﾝｯ
「イーシンっ…！！！」
勢い良く扉をあけると
彼はもちろん裸でシャワーを浴びていた。
彼のたくましい背中が見え
恥ずかしくて顔を手で覆う。
『Aちゃんの…えっち。』
彼はシャワーをｷｭｯと留め、
入り口の近くにあるタオルを腰に巻き
ドアに片腕を付いてわたしを見下ろしてくる。
髪からは水がぽたぽたと滴っている。
『…どーしたの。』
わたしは直視できずにいる。
『ねぇ。』
いざイーシンを目の前にすると
言いたいことはたくさんあるはずなのに、
一つも出てこない。
何か言わないと…！
自分から入ってきて何も言わないなんて
怒らせちゃうかも…！
でも彼はちがった。
突然ぐいっと手をひかれ浴室に入れられると、
温かいお湯が降ってきた。
「きゃっ…？！」
わたしは洋服のままだ。
『…寒そうだったから。』
わたしは洋服が透けてないか心配で
胸元を手をクロスして隠した。
依然として
イーシンと目を合わすことができない。
ｸｽｯ
『きょうはピンクかぁ』
─へ？うそ！透けてるの？！泣
急いで確認しようと自分の襟元を引っぱり
中を覗き見ていると
腰を引き寄せられ、抱き締められる。
『透けてないよ、
それ…逆に見えてるから……勘弁して。』
かぁぁぁぁ//
自分で見せるようなことしちゃった。
「…いじわる。」
『面白くてつい…』ｸｽｸｽ
なんていいながら
笑っている彼の息が耳にかかる。
恥ずかしくて胸に顔を埋めようとして気付いた。
彼はいまタオル一枚の姿だ。
くっつくのも恥ずかしくなって
離れようと彼の胸元をｸﾞｲｸﾞｲ押すけれど
ビクともしない。
『だからなんで離れていこうとするのかな。』
今度は後頭部までがっちりと掴まれ、
強く強く抱き締められてしまった。
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むーちゃん - れいさんすてきです。続きを妄想する日々です！笑 (2014年5月31日 23時) (
レス) id: 716db6d35a (このIDを非表示/違反報告)
でぃぃお - やばい…レイを好きになりそう…←ギョンスぺんなのにww とてもキュンキュンして面白いです！更新頑張って下さい(^^) (2014年5月12日 11時) (レス) id: bbb2cc58e2 (このIDを非表示/違反報告)
れいしゃんLOVE - こんばんは〜 最近読ませて頂いてます！ もうキュンキュんしちゃいます！ 続き気になります！更新楽しみにしてまーす (2014年5月10日 20時) (レス) id: e31223459f (このIDを非表示/違反報告)
な - やばいっす（笑）きゅんきゅんがT_T笑 (2014年5月2日 15時) (レス) id: 2242763146 (このIDを非表示/違反報告)
のあ-nornor-(プロフ) - みのり！さん» 初めまして！シンシンほんとうにかっこいいですよね〜( ´ ▽ ` )ﾉｺﾒﾝﾄありがとうございます！更新がんばります〜 (2014年5月1日 16時) (レス) id: 470833ef32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のあ-nornor-
| 作成日時：2014年3月23日 0時
