君という抱き枕が。2nd week

Monday 8. ページ8

TH「ん。」



なんだ、その唇は ←



「寝よっか」



華麗にスルーをかまして、
布団をきれいに整える

それにしても…
このワンピース短い‼(やはり気になる)


「いったん降りて」


っていってるのに、
全く退く気配のないテヒョン

強情だな？

仕方なく彼を避けて直すしか…
と思ったその時、


「きゃっ」


後ろから太ももを掴まれる


「いきなり何… 」

TH「丸見え」

「なっ///」

TH「男にそんなかわいいお尻を向けるなんて」

「わざとじゃ、

TH「君はなんて わるい子なんだね ── 」


すっかり何かの役？になりきってしまったテヒョンくんは帰ってきてくれそうにない

そのまま足をひっぱられ、
体勢を崩し、
仰向けになってしまったところで
内太股に嬉しそうに頬擦りをする彼

あかん。


「テヒョンくん」

「嫌です」

TH「… 俺じゃNoなのか〜 のか〜♪」

「ノーです」

TH「答えろ、今 Hold up! Hold up!」

「だからノーです」


掴まれていない足を閉じて、
なんとか彼から見えないように努力する

テヒョンは気にしてなさそうだけど。←



TH「はっなさない…


「無くならないから。とりあえず離して？」



楽しそうに歌っていたのに
急に静かになって
真面目な顔でわたしを見つめる

なによ？




TH「俺たちのmv観てくれたんだ」




あっ。

隠してたつもりは無いけれど
言う気なんてサラサラ無かったから。



「観てないよ」


照れ隠しにそんな嘘をつく。



TH「へえ？」


すっかり私に覆い被さる形で
顔の横に手をついているテヒョンは、
とってもわるい顔をしていて。

涼しげに舌舐めずりをする。




「あ、テヒョンっ」

TH「うそつき。」

「だめだって… ば、んむｯ」

TH「シッ」



これがテヒョンとの、初キス。

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