君という抱き枕が。2nd week

Thursday 7. ページ29

JM「はぁはぁ、… お待たせしました」



結局捕まえることは出来たのかどうなのか

汗だくのジミンくんが戻ってきた



「それじゃあ、


JM「ああ‼ 近寄らないでください‼ 先にお風呂行ってきます… ！」


「え？ あ、はい」


それから10分ほどで出てきたものだから、ちゃんと洗ってるのか心配になったのは秘密だ




JM「ふぅ、やっと… 」


頭をガシガシとタオルで拭いている



「乾かそうか？」


家事をこなそうにも、リビングをふらふらするとあの不思議なグクくんにまた遭遇してしまいそうで気まずいし、なんせ暇である


JM「えっ」


ダメだったかな？

大きな目をくりくり



JM「いいんですか？」

「そのくらいかまわないよ」

JM「… お願いします」


ドライヤーを預け、
そそくさと私に背を向けて胡座をかくジミンくん

… 息子ができた気分。


「熱くない〜？」


無言でｺｸｺｸと頷いてくれる

私の前でのジミンくんは口数が少ない気がする、
メンバーとはよく話してるのにな…


「よし、おわりっ」

JM「わぁ〜‼ ありがとうございます♪」


まぁその笑顔を見ると
何でもよくなっちゃうっていうか
気にならなくなるというか

片付けて、また静寂が訪れる




「今日はだれも呼ばなかったんだね」


なんてちょっぴり意地悪だろうか？

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