君という抱き枕が。2nd week

Monday 3. ページ3

◆ V side ◆


ない。
ありえないんだけど？



「えーっと、…… テヒョンくーん？」



Aに買ってきたのに?!

すっっごく悩んだ‼

恥ずかしかったのに、
意味なくなった…


TH「きょうで最後だよ、俺たち」

「？」

TH「来週からは会えなくなるんだ、俺が交換希望届けを出すから… 」


「あ、そういえば今週も無事はじまったってことは誰にも出されなかったんだ‼」




これでもかってぐらいに演技したのに
A、見てない！！！！

ていうか… なに？
交換希望なんてだれも出すわけないじゃん


でもA嬉しそう……

意味わかんない…



TH「キライ。」



ベッドにダイブ。

ほんとに嫌いだもん




「ごめんってー。で、何だっけ？」

TH「もういい」

「じゃあ帰るね？」

TH「えっ」

「たった2回だったけれど、私はとても楽しかった。ありがとうテヒョン。もう会うことはないと思うけど、どこかでまた会えたら…

TH「やだやだやだ」



カバンを肩からずり下ろす




TH「わかった‼ 届けは出さない‼」



だから、
帰るなんていわないで。



「届けじゃなくてわたしが言ってるのは服」

TH「ふく…… ？」

「どっちを着るかってこと」

TH「あ、うん、ごめん。Aが持ってきたやつ着ていいよ？」

「いや、テヒョンの着るよ」



？？？？？？


俺が買ってきたやつを
着たくなかったんじゃないの？

ん？

そんなこと1回もいってない？

あれっ？？？



「でもどうしよっかなー。テヒョンは私のことがキライなんだもんねー？」

TH「ううん、だいすき！」

「…… は？」



そんなわけないじゃん？
好きな人にしかこんなことしないし。



─ って、A？！

どうしよう……！



熱あるのかも！
顔が真っ赤になっちゃった！

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