君という抱き枕が。2nd week

Wednesday 4. ページ20

◆ You side ◆




JN「ごめん、ちょっと」



着信音が鳴り響くと同時に
いそいそと部屋へ向かうジンさん

その口元はゆるんでいて


JN「よぼせよ？」


扉の前でふにゃっと笑って話しはじめる


へぇ…
そんな顔もするんだ

彼女… とか？





お菓子も詰め終わり、振り返ると
そこにはテヒョンの姿はなくて

… 楽しみにしてたと思うんだけどな？


部屋にかえっちゃったのかな

しょうがないからホソクと食べよ
(太るよ？なんて言おうものならやらない)



「ただいま」

JH「おかえり」

「今度はホソクの番ね♪」


お菓子セットをテーブルに置き、絨毯に寝転ぶ(仕事だということを忘れて)(ホソクならいいだろうという認識←)


「… ホソク？」


無視か？←

反応のないホソクを見上げると、
なにか言いたそうな渋い顔


「おーい」


とうとう私を無視して作業に戻る彼

おおおーい！！！！ ←








「ねえ、




JH「俺なら邪魔してもいいと思ってるな？」




「へ？」







やっと顔をあげたホソクの視線の先

クローゼットのとびらの隙間









JH「水曜を狙って来てるのはバレバレなんだからな。出てこい」








ｷｨｯ… と開く扉から出てきたのは






TH「へへ… 」




あたまをポリポリと掻いている







「いつからそんなところに、

JH「お前やっぱり確信犯だな?!」

TH「まさか」

JH「俺なら許されると思ってる、よな？」

TH「(首ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ)」

JH「テ・ヒョ・ナ？」

TH「(激しく首ﾌﾞﾝﾌﾞﾝｯ)」

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