君という抱き枕が。2nd week

Tuesday 8. ページ16

◆ You side ◆





SG「平気だから」




っていつものユンギじゃないみたい

やっぱり元気がなくて



「寝よっか？」


風邪引く前にちゃんと寝よう？






「ほら、」


SG「寝ないって」


「なにいってんの…


SG「まだ眠くないし」


「でも」


SG「Aは眠い？」




えっと…
ちゃんと寝ないで来たんだよね

先週のユンギのセリフが
染み付いていて

何度、思い出してもかっこよくて



…… ってだめだなー。


きのうはあれだけテヒョンにどきどきしておいて、今日はユンギ？

おい、私。
しっかりしてくれ()



「う、ううん。んと… 寝てきたから眠くないの！ でもユンギは寝て？ 風邪の前兆かもしれないし」



ああ、嘘だよ嘘

本当は眠たいけど…
ここらで挽回しないと。

それにユンギの体調管理も出来なかったことになっちゃう






SG「わかった、寝るわ」





うん ──…



いいんだ、これで。

しっかり寝て明日までには元気になってね




なのに、



どうして？


自分から提案したのに。

ユンギの体も大切なはずなのに。






─ もう少し話していたい




そう、思ってしまったの。






「おやすみ」


SG「…… ごめん」


「え？」


SG「いや」


「あやまられることなんて…


SG「は？ 何もいってないけど」


「い、いまごめんって、


SG「寝ろ。おやすみ」


「えぇぇ」




さっぱり分からない

ユンギはなにか、私に謝らなければならないことをしたのだろうか


彼の表情をうかがいたくて
布団をめくったら
ものすごい早さで弾かれた(←)

ぱぼ…

ユンギがわかんないよ

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