君という抱き枕が。2nd week

Tuesday 3. ページ11

真顔で見つめるユンギ



SG「俺じゃん？ 二人きりにさせたの」



掃除のこと、か




「グクくんからきいたの？」

SG「いや、ジンヒョンを見て悟ったっつーか」


ジンさんは分かりやすそう

でもあくまでも予想だから、
詳しくは知らないのかな？

あまり知られたくなかったから丁度いいかも


SG「俺、グガとの件になにかと絡み過ぎ…… 」


髪をわしゃわしゃと掻きむしり、
別に組んでねーよ？と
ちょっぴり必死なユンギは可愛い



「きょうも何かあったらユンギを疑う」

SG「ぜひ部屋から出ないで？」

「出なくてもグクくんが来るかも」

SG「入れないし」


あははっと笑いながら
目の前まで来て
手を差し伸ばす彼




SG「寝ないで来た？」

「えっと」



その質問は…


── この手を掴んだら
私たちが向かう先はひとつですか？






直視できずにいると、




SG「ふ、冗談。まだ見抜けねーの？」




目の前にあった彼の手はふわりと舞って、
あたまを優しくポンポンとした

見つめられただけで溶けてしまいそうな甘い視線

あ、ユンギの匂い…



SG「でも」

「うん？」

SG「部屋からは出す気はないよ」

「へ？」


SG「火曜は俺のだから」




まさか私──








SG「担当」





ガクッ


そっちか。←

あー、はいはいなるほどね？

つまり部屋のなかで出来る仕事をしろと。




「まずは部屋掃除かなぁ」



とは言いつつもユンギの部屋
いつ来てもすごく綺麗なんだよね

何しようか？

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