君という抱き枕が。2nd week

Monday 2. ページ2

─＊─＊ You side ＊─＊─



「すーはーすーはー… 」



このドアを開ければテヒョンが待っている

彼は四次元だ
心の準備をしてからでないと
なにが起こるか全く…



TH「わッ」

「きゃあ！ テヒョンくん？！」

TH「テヒョン‼」

「ごめん、びっくりしてつい」



心の準備も虚しく、
ずっと後ろに立って待ち構えていたらしい

すっぽり抱き締められて

…… これ許してていいのか？


器用にそのままの体勢で自分の部屋の扉を開け、わたしを押し込んだ



TH「わーい、月曜すきー♡」



… おっと？
危ない危ない。

わたしもー♡って言いそうになった

贔屓は良くないぞ、私


しかし無言のスルーを
見逃してくれるはずがなく



TH「きらい？」

「そんなことないよっ？」

TH「ダメ、どっちか」

「ええーとそういった仕事に影響が出る質問には答えかねるのですが」

TH「むずかしーのわかんなぃ」

「あっ、こら！」



こいつ……！←

どさくさに紛れて
ぽっぽしようとしたぞ… ？！


阻止するために彼の顔を掴んだ手が
テヒョンに捕らわれる

嬉しそうにニコニコと頬擦り

可愛いすぎやしませんか？




TH「きょうはアレ！」



指差す方向にあるものは、彼のTシャツ



「ふふん。持ってきたんだな〜 自分の部屋着‼」




こんなことだろうと
しっかり用意してきたのだ

え？寝る気満々じゃないかって？

彼にはそんなこと言ってられませんから！




しかしものすごく不服そうなテヒョン

…… ちょっと、まずいかも？

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