おつまみより美味しいモノ。２

16. 『ジョンハン』という美人な男の子を観察してみましょう ページ16

- You side -




ｼﾞｮﾝﾊﾝ「はぁはぁ… 体力13位だから… 」




なんて意味の分からぬことをぼやくジョンハン。


コンビニの手前の道を急に曲がらせられたかと思えば、途端に『走れ！』なんて言われたものだから二人とも肩で息をしている。




「び、ビックリしたあ」

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「この辺ならいないと思って油断した」

「捕まったら一体どうなってたんだ… 」

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「膝」

「へ？」




わたしの膝をじっと見ているジョンハン。




ｼﾞｮﾝﾊﾝ「あー、これ俺のせいじゃん」




荷物を下ろし
跪いて足に手を添えてくる。

なっ…

近いな！




「擦り剥いただけだから洗っとけばどーにかなる！」




息がかかりそうに近い。

こうして見ると、
綺麗だけどしっかり男の人なんだな…

でも気まずい…

手、離して欲しい




ｼﾞｮﾝﾊﾝ「心配なんてしてないけど？」

「なっ… ！」




仔犬みたいな顔して
俺のせいだ、って言ったじゃん！

紛らわしいな！




ｼﾞｮﾝﾊﾝ「ほら行くぞ、チビ」




やっぱり腹立つ〜〜‼

そんなに小さい方でもないしっ


置いてくぞ、
みたいなニュアンスだった割には
だいぶゆっくり歩いてくれるジョンハン。

… たまには優しいところもあるじゃん？




「年下のクセに生意気」

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「ふぅん」

「女みたいなクセに生意気」

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「あはは‼ 俺の方がカワイイからって妬かないで〜」




口に手を添えて美しく笑っておられる。


でも文句を言いながらも
軽々とビニール袋を持つジョンハンは




「かっこいいと思うよ？」




やっぱり男らしいと思っちゃうし、
意外と気が利くし、
たまーに頼り甲斐があって、

17.【セブチのPVとかMVとかSVとか】→←15. そうなの。ボクは良い子なんだよね。- JH side -

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