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私から送っていいものか、
レンくんだってもうあっちの方で本当の恋人とか、そういう女の子が出来たんじゃないか


そんなことを考えていたら
半年が経とうとしていた。
もう、おしまいなのかな。


ううん、私たちは終わってなんかいない。
だってきっと、レンくんはピアノを弾いている。
そしたら私たちはひとりじゃない。



ある日の夜、そんなふうに言い聞かせ
ドビュッシーのピアノを弾いた。
しっとりとしたメロディが心を泣かせていく。




「上手だね」




いきなり聞こえた声に鍵盤に置いた手が止まる
振り向くと、白いカーテンと黒いカーテンが揺れた

その真ん中でこちらを見る
金髪の男の子。





「誰…」




レンくんが住んでいた家に





「平野紫耀。」




男の子が越してきた。
名前は平野紫耀というらしい。
私は彼を見たとき胸が痛くなった


あまりにも、現世とかけはなれた
まるで星の王子さまのような人だったから。






「君は?」

「牧田A…」

「Aね、よろしく」

「引っ越してきたの?」

「うん、あしたから同じ中学だよ」





そう言って彼は模範的な笑顔を見せた
完璧で幾分も歪みがなく整った顔立ち





「かっこいいね、平野くんは」

「え?紫耀でいいよ。」




言われ慣れているのか、それに対しては反応がなく
彼は面白くなさそうに笑った




「紫耀くん、」

「ん。」




じゃあね、と手を振って彼は大きな窓を閉めた
レンくん。あなたもこんなふうに
誰かに出会ってしまったの?

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設定キーワード:永瀬廉 , 平野紫耀   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - 作品に出てくる言葉一つ一つが綺麗で言葉の選び方がすごく好きです!作品の雰囲気も素敵でした!素敵な作品をありがとうございました! (12月6日 8時) (レス) id: 2427705538 (このIDを非表示/違反報告)
nny(プロフ) - 今回の作品もすごく面白いです!!前に書いていた勝利くんのやつが気になるので機会があればお目にかかりたいです!! (12月5日 14時) (レス) id: 5f3b77eda2 (このIDを非表示/違反報告)
ドレミ - すごい感動します! (12月5日 11時) (レス) id: 073a14a158 (このIDを非表示/違反報告)
霞草(プロフ) - satsumaimo1995さん» コメントありがとうございます。頑張ります(´O`) (12月5日 0時) (レス) id: 402b5f83f6 (このIDを非表示/違反報告)
satsumaimo1995(プロフ) - 新作楽しみにしていました!頑張ってください! (12月3日 1時) (レス) id: e6668ce924 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:霞草 | 作成日時:2019年12月2日 8時

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