ノーマル人間が魔界へ行くと…５【魔入間】

魔術の使い方 ページ8

翌朝の新聞には、くろむちゃんと…入間君(女装)っ！？


「あの、入間君？
これどういう事？
お姉ちゃんに説明してくれるかな…」

「あわわゎ…
Aさん…ッ」

「サブロー！おっはよーっ
今日もお外でマッチョッチョしてたかい？」


「ウヌッ勿論鍛えておったぞ

フム、朝から姉弟仲が良い事よのう
我がライバルに、我が妻よ！」


「ええっ！？」

「ついに狂ったか…」

「あの…サブノック君？」

「堅苦しいではないか！
己の事は、サブロと呼ぶがいい
何故なら主も、サブノック・Aとなるのだからな！」


そう言って豪快に笑う

何か、名字変えて呼ばれるとめちゃくちゃ意識しちゃって恥ずかしい。


「どうやら妄想癖があるようです
危険です。離れましょうAさん」


アズ君と同時


「粛にッ
早く座れアホ共！
二度と立てんようにしてやろうか！」


カルエゴ先生が怒号と共にやってきた。

何だか今日も不機嫌みたい…



各々好きな事やったり喋ったりしてる自由すぎるホームルーム


「モラクス老子は腰痛のため1週間のお休み
故に1時間目の魔術基礎授業はモモノキ先生に振替」


カルエゴ先生から恋敵モモノキ先生の名が出たらちょっと凹む

向こう側に座ったクラリンは


「サブローの尻尾捕まえるーッ」


サブノック君に構ってもらってる。

ああやって、何気にいつもクラリンを可愛がってる様子

微笑ましく見ていたら


「Aさん、目が腐ります」


アズ君に遮られて言われた。


「ＨＲは以上だ！
1時間目の授業へ移動しろ！

騒ぐな、他の生徒や先生方に迷惑をかけるな！
あくまでも、粛に」


カルエゴ先生からは鋭い眼光が飛んできた。

私、騒いでないのに…


ちなみに髪型は、昨日の放課後またバラム先生に元通りにしてもらった。

カルエゴ先生に気に入ってもらえなかったみたいだし、オペラさんも煩そうだし

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